北川雄介
NBI Academy
Published in
4 min readDec 28, 2017

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『柳川高校テニス部3日間指導』[vol1]

NBIトレーナー北川雄介

今回は

『パフォーマンスを最大化して目標を達成しよう』

というテーマで、

3日間トレーニングを中心に身体の使い方・毎日の習慣のレベルアップを指導させていただきました。

朝の時間で、

前日の疲労のリカバリーの仕方・身体の起動の仕方

1日の始まりにテニスで使う筋肉・脳にスイッチを入れる方法を

理論で理解・身体で体感してもらい、

1日目から、

柳川高校テニス部の日常の練習で行うことをチェック・ヒアリングした上で、

アップデート出来る部分(より意識した方がいいこと)

アップグレードで(変更した方が)毎日の上澄みが望める部分を

男子テニス部監督本田先生と女子テニス部監督の園田先生と

ディスカッションしながら進めさせて頂きました。

また、柳川テニス部のコーチでもあり、一番の良いお手本である本村さんにも、時にはモデルとして・時には日常の習慣に対してお話しして頂きました。

講義の中で、OBの片山翔プロにも、モチベーションの保ち方やご自身の取り組みについてお話頂いて、身近に良い見本がいる、柳川高校の選手は非常に恵まれているなと感じました。

高校テニス界の名門である柳川高校の日常は、

『当たり前のレベル』がやはり高いレベルにありました。

柳川高校テニス部のOBの方が脈々と継承していっている習慣や考え方、

朝の時間を非常に大切にされる本田先生の考え・ご指導により

生徒さんも3年間で『当たり前のレベル』が向上していき、

またレベルが高い選手同士で刺激し合うことにより、

3年間でよりハイレベルな選手になっていくのだなと感じました。

今回指導させていただいた中で、

はじめから念頭に置いたのは、

・体力・筋肉の重要性を理解したもらう(フィジカルとは何か)

・選手が自ら再現可能なセルフボディデザインの仕方

・ストレッチやトレーニングも一つの技術だと理解してもらい、テニスとのつながりを理解した上で、それぞれのクオリティを上げていく

・自分の体を思い通りにコントロールできるようにするためにすべきことを理解し、何をすれば体が良くなるか習慣に落とし込む

・自分でテニスの技術を研究・練習していく際に、見る角度・視点を増やしてもらうことで、頭打ちを防げることを理解・体感してもらう

・自分で自分の身体をよくすることができる方法と、勉強の仕方を知ってもらう

・重心をコントロールすることで疲労を軽減したり、故障リスクを下げられるので、どこが動けば楽に速く動けるのかを理解・体感してもらうこと

・トレーニングなどキツイことやできないことをできるようにする際にモチベーションを保つ方法・継続できるようにする方法

・個別の身体の鍛えるべきポイントや、故障のしやすい動き・身体の調整して・普段の自分で改善可能な方法を覚えてもらう

そしてこれらを、意識しないで『当たり前』にできるように、

いつものスケジュールに組み込める形にアレンジしながら、

3日間指導させて頂きました。

3日間詰め込んだだけ、追い込んだだけにならないことご大事なので。

名門柳川高校テニス部の選手達、

私が初日に大丈夫かなー?と思っていたことも

吸収してくれて、

3日間で多くの『当たり前』をブラッシュアップできました。

実際に取り組む中で、更なるレベルアップや

継続する中で出てくる不具合に対して、

今後もサポートさせて頂きます。

柳川高校テニス部の皆さんありがとうございました。

具体的な内容については、

またブログに書きたいと思います。

北川

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