2020年ベストアート

NEORT
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Published in
Dec 24, 2020

いつもNEORTをご利用いただき、ありがとうございます。

世界的に大きな変化が起こった2020年ですが、今年もクリエイティブな作品が多く集まりました。どんな時代でも変わらない、アーティスト・クリエイターたちの創造性に、ただただ感心するばかりです。作品を通して、鑑賞者を前向きな気分にしたり、生活に刺激を与えたり、きっと多くの影響を社会に与えたことでしょう。

そんな2020年に、NEORTにアップロードされた作品のなかから、特に優れた作品を「2020年ベストアート」受賞作品として、みなさまに発表させていただきます。去年に引き続き、独創的で美しく、受け手をハッとさせるような作品を、NEORTチームがピックアップしました。

なお、2020年ベストアートを受賞した作品のページには、選ばれた作品のみが表示できるバッジを、後日付与いたします。

Then (phi16)

時を刻みながら、空間が破壊され、再構築され続ける独創的な作品です。「生活に根差したアート」というコンセプトの通り、時計としても機能しますが、一方で、これまで見ていた空間が壊れていく非日常的な二面性があります。プログラミング手法だからこそできる表現の好例です。

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water_200308 (mao tada)

ガラスや水などの透明度の高い媒体を通して見られる、光と影の美しさをプログラミングで表現しようとした、意欲的な作品です。複数のガラスを組み合わせた、現実のような仮想のような表現が、光や色のあり方をこの作品ならではのものにしています。

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日本人の心 (TSURIBU TOKYO)

今年1–2月に開催された「富士山展 3.0」のセレクション展でも展示された、富士山をモチーフにした映像作品です。私たちが抱く「富士山」のイメージを、あえて他のオブジェクトと組み合わせることで問い直しています。

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sakae (tonoshake)

愛知県名古屋市栄の街並みをモチーフにした「ファンアート」です。作者自身が過ごした街で感じた「都会」と、それに対する自己の視点を表現しています。回転したり漂うように街中を進んだりする視点から、作者がどのように都会を捉えているのか、想像が膨らんでいく作品です。

作品を見る, 動画版はこちら

ぱそこん (権田支配人)

10-11月に開催した「Gif」チャレンジでも注目を集めた、ポップなボクセルアートです。3Dと2Dの表現の組み合わせはユニークでクオリティが高く、無限にループするアニメーションGifの特性と相まって、いつまでも鑑賞したくなるような作品です。

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受賞されたアーティスト・クリエイターのみなさま、おめでとうございます。みなさまの功績を称えるとともに、デジタルアートの可能性を広げていただき心から感謝します。

NEORTは、技術を横断して作品・美的表現自体で繋がるプラットフォームです。様々な技術でつくられた多様な作品は、きっとあなたに刺激を与え、創造力を広げるでしょう。2021年度も、デジタルアートの発展とクリエイターの活躍の場の拡大に貢献していきます。

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