[エンジニア紹介 #6] 徳島から東京、受託から自社サービス開発へと環境を大きく変えた挑戦
最近ネクストビートに入社したエンジニアの川井 淳矢さんへのインタビューをご紹介いたします。
Q. 前職で何をしていたか教えてください。
前職では徳島のとあるシステム開発会社に所属し、SI(システムインテグレーター)として受託開発やクライアント先に短期出張しての開発などを行っていました。複数案件(10案件ほど)を担当しつつ、要件定義から設計、開発まで様々なフェーズを担当していました。
Q. 前職での最も大きな成果を教えてください。
2017年新卒で入社後、Windowsの特殊環境でセキュリティ上制約がかなり厳しい大手通信会社での開発など、難易度の高いものも経験してきましたが、一番面白く手応えがあったのは「リアル店舗に来店したお客様の傾向を調査する」というプロジェクトでした。
店舗に来店したお客様のデータ取得は、発注者であるクライアントが担当していたのですが、DB に膨大なデータ(月間40–50万UU)が溜まっていくだけで、細かい分析ができていない状態でした。
このデータについて、以下のような状態から分析をスタートしました。
・リピーターやターゲットユーザーの定義が複雑
・集計単位も店舗毎、日毎、週毎、月毎と細かく定義する必要がある
・それらの定義をどうしたいか、クライアントの要望が固まっていなかった
・細かい定義変わるごとに全件探索する必要がある
これらについて、クライアントの要望を理解した上でそれぞれの定義を固めつつ、決めることができた定義やロジックの結果を一時テーブルとしてDBに格納するような工夫を行いました。これにより、要望が変わるたびに処理ロジックを書き直して全データ探索する必要はなくなり、効率的に欲しいデータを取得できるようになりました。これらの対応をほぼ1人でこなしたことが大きな成果であったと思っています。
Q. ネクストビートへの入社理由を教えてください。
エンジニアとして自身の技術スキルを向上させたかったので、技術コミュニティが豊富にあり全体的にエンジニアスキルが高いイメージを持つ東京で、自社サービスをしていて勢いがあるベンチャー企業で働きたいと思っていました。新しいことを勢いよくやっている企業であれば、新しい技術への挑戦、その技術へのスキルアップもできると考えたためです。
ネクストビートへは、CTOの衣笠さんの記事をみて興味を持ちました。特に、人が少ない状態でも今後の開発効率化を優先して PHP ⇒ Scala への移行をやりきったところ、エンジニアが事業も意識して開発を進めているところに魅力を感じ、エンジニアとして技術的に尖ったところでスキルアップしていけると思ったため、入社を決めました。
Q. 現在の仕事内容を教えてください。
現在は「KIDSNAメディア」でServer Side から FrontEnd まで様々な領域の開発を担当しています。サービスで利用する API をゼロから開発したり、アプリの機能追加や改修を行ったり、writer や editor が使う入稿ツールを開発するなど、KIDSNA メディアに関して開発のあらゆる領域を担当していきたいと思っています。
Q.ネクストビートの行動指針である「nextbeat pride」のどれを最も重視していますか。
「永遠ベンチャー」です。
徳島から東京への上京、受託開発から自社サービス開発への変更、Scala や Angular など未経験の開発環境への挑戦など、リスクがあっても攻めていきたい、思ったことにアクセルを踏みたくなる僕には一番しっくり来る言葉で、今後も重視していきたいと思っています。