スマホで英語の語彙を増やせるのか?

ymoto
Nilquebe Insider
Published in
4 min readMar 18, 2016

最近、スマホの単語帳アプリを使って英語の語彙を増やそうと目論んでいます。個人的に試したiPhoneアプリの中では、MikanとAnkiMobileが気に入っています。

Mikanは、わかりやすいUXで機能や操作に迷うことがほとんどないのが特徴です(つい最近のアップデートでかなりUIが変わり、少し面喰いましたが)。

  • 最低10単語から学習・復習できるので、学習のペースがつかみやすい
  • 学習時に単語の発音を自動再生するよう設定できるので、発音を間違えて覚えている単語を見つけられる

といったところが自分のニーズに合っています。

ただ、ザルのような私の記憶力(穴のあいたバケツで水をすくっているような気分です)では、Mikanだけで単語を覚えるのは正直ちょっと厳しいと感じなので、Mikanで覚えられない単語の復習にはAnki (AnkiMobile) を併用しています。

AnkiMobileは、iPhoneアプリとしてはかなり値段が高く、見ただけでは使い方がよくわからないという、これだけ聞いたら何がよいのかわからない(笑)アプリです。少なくとも、自然に使えるようになるタイプのアプリではないので、まず下記を読んで、必要最低限の使い方を覚えるのがお勧めです。

また、基本的に単語の登録は自分で行う必要があったり、設定にもとづき自動で復習ノルマが決定されたり、と独特なクセがあるので、その点もふまえた学習プランをたてる必要があります。初めてAnkiを使う際の学習プランについては、下記がとても参考になります。

http://rs.luminousspice.com/start-up-anki-for-iphone-users/

上記を参考に、できるだけ「ゆるい」学習プランをたててみました。

  • Mikanで覚えられない単語をAnkiに登録(Ankiへの登録はAnkiWebを使用)
  • 基本的に単語の意味は登録しない(iPhoneの辞書に頼る)
  • Ankiに新たに登録する単語は、1日最大10個まで(それ以上は翌日以降に持ち越し)
  • Ankiに新たに単語を登録するのは平日のみ(土日祝日は登録しない)
  • Ankiの復習は、土日祝日も含めて毎日する

このプランを3ヶ月ほど続けてみた結果がこちら。

登録した564語に対して、完全に覚えた(Mature)とAnkiが判断したのが113語。感覚的にも、Mikanだけを使っていた時より、単語の定着率が上がっている実感はあります。ただ、平日はほとんど毎日覚えられない単語を追加していたので、さほど「ゆるい」感じはありませんでした。このままだとちょっと息切れしそう(笑)なので、今後は単語を追加するペースを少し落としつつ、復習を継続しようと思ってます。

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