チラシのポスティングで玄関の大切さを知る

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Nilquebe Insider
Published in
3 min readApr 21, 2017

先日開催した春テン(春休み親子ワークショップ2017 春10 days 「じぶんの興味をひろげよう」Let’s broaden your interest! IT & Craft & More)のために、チラシを5000枚用意しました。(宣伝にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。)

私も深江や芦屋、御影、六甲アイランドで一軒一軒ポスティングをしていたのですが、郵便受けも本当にまちまちで、縦向きだったり横向きだったり、雨よけのとびらも右開きだったり左開きだったり、手前に開くタイプだったり奥に開くタイプだったりと、ばらんばらんです(そして、ほとんどが入れにくかったです)。玄関の掃除ぐあいとか、マンションの入り口の雰囲気とか、照明の加減とかも、あれこれ違いがあって面白かったのですが、その中でひときわ印象深いエントランスに出会いました。

そのマンションに近づいた時は、高級なマンションには見えませんでしたが(すみません…)、入り口のドアは木製で、「へぇあまり見ないな…」と思いつつドアを引きました。金具がスマートにするりと動いて、何かにエスコートされたかのような感覚でマンションの中に入ると、ふわっとした花の良い香りにはっとします。ふと左を見ると、カサブランカが花粉が飛ばないよう丁寧に手入れされて生けられていて、しばらく見とれていたように思います。この日はとても暑く、歩き疲れて消耗していた私でしたが、歓迎されたような気持ちになり体が軽くなりました。

ドアを開けてからポスティングまで、10秒もかかっていないと思うのですが、その心地よさは今も覚えています。

ということで、4月から自宅の玄関にカサブランカを生けています。家を出かける時、帰宅した時、あの時の幸福な感覚がふーっと戻ってきて、とても穏やかな気持ちになります。

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