英単語学習アプリMikanについて

ymoto
Nilquebe Insider
Published in
4 min readApr 2, 2016

最近、英語の語彙を増やすために、MikanというiPhoneアプリを使っていることは、以前書きました。

このMikanについて、いい点や改善が必要と思う点など、もう少し詳しく書いてみたいと思います。

いい点

  • 学習単位が小さい
    最低10単語から学習・復習できるので、通勤時間などのちょっとした隙間時間を活用して学習するのにぴったりです。
  • UI/UXが快適
    わかりやすいUI/UXで、機能や操作に迷うことなく使用できます。ボタン類も大きいので、意図しないボタンを押してしまうというようなこともありません。また、地味ですが、フォントが大きく見やすいのも目にやさしく、細かい字がつらくなってきたオッサンには本当にありがたいです(笑)。
  • 単語の発音が自動再生される
    学習・復習時には単語の発音が自動的に再生されるので、意味を知っていても発音を間違えて覚えている単語に気付くことができます。
  • アプリのアップデート
    アプリのアップデートは継続的に行われていています。単語の意味や発音が間違えている場合も、アップデートで改善されることが多いです。

改善が必要と思う点

  • 単語の意味について
    どうしてこの意味を覚えるのだろうと、疑問に思うような単語がいくつかあるのですが、単語に関する詳しい説明がないので、特定の試験に出やすいといった意図があるのか、単なる誤りなのか、判断するのが難しいです。なお、個人的には、単語の意味の基準としてOxford Advanced Learner’s Dictionary (OALD) を使用しています。専門用語などでなければ、OALDに掲載されてない意味を覚える必要性は基本的にないかなと思っています。
  • 単語を検索できない
    「あの単語、最近学習したような気がするんだけど」といった時に、単語を検索したいことがあるのですが、現状では単語を検索する方法は提供されていません。
  • 発音の音声が不揃い
    発音の発音が聴けるのはよいのですが、音量・音質がそろっていなかったり、話者が違ったりして、聴きづらいケースがあります。また、発音が間違っているのでは?と思う単語もいくつかありました(そういった時は辞書で発音記号を確認するようにしています)。発音記号もアプリ内で確認できればよいのですが、対応はなかなか難しいかもしれませんので、せめて内蔵辞書を簡単にひけるようになればと思います。
  • 突然機能が変わる
    アプリが継続的にアップデートされるのはよいのですが、突然機能が大幅に変わることがあります。つい最近のアップデートでUI/UXが大幅に変わった時は、正直なところ少し面喰いました。個人的にはすぐに慣れましたが、以前の機能を前提に学習していて、試験前などに大幅にUI/UXが変わると、ちょっと辛いかもしれません。特に最近のバージョンでは、常に最新バージョンにしないとアプリ自体が使えない仕様になっていますが、1年以内のバージョンであればアップデートしなくても使い続けられるといった配慮があるといいかもしれません。

気付いた点

  • カテゴリ間で単語が重複している
    現在、センター試験、大学入試、TOEIC、TOEFL、GREといったカテゴリが無料で提供されていますが、カテゴリ間で単語の重複はあるようです。ただ、同じ単語でも、カテゴリごとに違う意味を質問されるケースもあります。

要望

改善が必要な点に書いた以外では、リスニング対策として、英単語を非表示にしてテストできる機能があるといいなと思います。

まとめ

以上、色々と書きましたが、基本的にはとても使いやすく、学習を続けやすいアプリです。中学レベルの語彙はカバーしていませんが、それ以上の語彙を増やしたいという方は、試してみてはいかがでしょうか。

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