英文を読んで語彙を増やす

ymoto
Nilquebe Insider
Published in
2 min readFeb 23, 2018

インターネット上に無限ともいえる文章が存在する今の時代、その気になれば読む英文はいくらでも見つけられます(逆に多すぎて選ぶのに困るぐらいです)。語彙を増やすという目的に限れば、自分が知らない単語が含まれているものなら何を読んでも構いませんが、興味が持てる内容で、レベル的に難し過ぎないものを選ぶほうが、継続しやすいのは確かです。

書かれている内容についての知識があれば、英文も読みやすくなります。特に、難しめの文章に挑戦するときは、まずは内容を知っているものから選ぶとよいでしょう。日本語訳があるなら、先にそちらで内容を理解してから読むのもアリです。

文章を読んで語彙を増やす利点は、何と言ってもそれが実例だということです。用例がコンテキストとともに示されていているので、単語のイメージがより明確になり、特に印象的な文章に出会えば、深く記憶に刻み込まれます。

時間あたりの学習単語数は少なくなるかもしれませんが、必ずしも効率が悪いとは限りません。特に、文法があやふやな場合は、せっかく語彙を増やしても使いこなせない、といったことになりかねないので、実際の文章から文法込みで単語を学ぶほうが全体としての効率はいい、ということもありえます。

自分の語彙が増えてくると、未知の単語に出会う確率は減ってきます。これ自体はよいことですが、語彙を増やすのが目的なら、意図的に自分が普段読まないような文章にもトライする必要がでてきます。ただ、あまり興味の持てない文章をたくさん読むのも苦行なので、このタイミングで単語集での学習を始めてもよいかもしれません。

結果的に語彙が増えるなら、学習方法にこだわる必要はないのですが、そもそもの目的が、文章(話されたものにしろ、書かれたものにしろ)を理解することであることを考えれば、興味がある文章を少しずづでも読むのは、悪い話ではないでしょう。1日1ページ読むという「小さな習慣」を初めてみるのもオススメです。

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