高校進学までにやったこと(次男編・前編)

ymoto
Nilquebe Insider
Published in
Mar 26, 2021

長男が高校に進学するまでに親としてやったことは、前回書きました。

今回は次男編、少し長くなりそうなので、前後編に分かれています。前編では、願書を出すまでに親として(私や妻が)やったことを書いています。

入試制度を調べる

長男の時は、兵庫県の公立高校入試制度をほとんど知らないまま終わったので、まずはそこを調べるところから始めました。

兵庫県の公立高校入試制度の概要は、例えば、ひょうご進路選択ナビに記載がありますが、複雑な制度だな、というのが第一印象でした。

妻は他県の田舎の高校出身、私も私立の中高一貫校で高校受験の経験がないというのもあるのですが、当時と比べても制度が大幅に変わっているようで、こういう情報を保護者に提供するのも塾の仕事のひとつなのだろうと想像します。

高校の学校説明会に参加する

ある程度、志望校が固まってきてから、高校の学校説明会にいくつか参加しました。(新型コロナの影響で、オープンスクールは大半の学校で中止でした。)

そこで初めて知ったのですが、大学入試も推薦の割合が昔と比べて多くなっていて、私立だと定員の半数が、国公立もここ数年のうちに3割は、いわゆる推薦での入学になるのだそうです。

入試要項を確認する

兵庫県の公立高校入試に関する情報は、兵庫県教育委員会から公開されています。入試要項なども公開されているので、入試に関する各種手続きで、中学校からの指示があいまいな時には、必要に応じて確認しました。

推薦の志願理由を書くのを手伝う

いわゆる推薦入試は考えていなかったのですが、妻が勧めたところ、次男も「推薦やってみるわ」ということだったので、公立高校の推薦入試を申し込むことになりました。申し込むことにあたり、志望動機や将来の夢・やりたいこと、高校生活の抱負などを書く必要があったのでそれにつきあいました。(ちなみに、推薦を勧めた理由を妻にたずねたところ、「推薦を申し込むにあたって、動機とか、自分のことを書類に書くことで、本人が自分自身の理解が深まると思った」とのことでした。)

長男にも次男にも、小さいころから「中学を卒業するまでに、将来どんな仕事をしたいのか、とりあえず決めること」と伝えてきましたので、次男には(イラストなどを描く)デザイナーになりたい、という漠然とした意思はありました。(ちなみに長男は、IT業界、プログラミング関連で、「ほかにできること、ないやろ」ということでした。)

それでも、いざ文章にしようとすると、何をどう書いたらいいのか、さっぱりわからないという感じだったので、まずは書けそうなことを、次男が自分でパソコンで箇条書きにします。それを見ながら、こちらから質問したり、こういうことを書いてみたらと提案したり、そういう話もかけるよねといったやりとりをしながら次男が文のカットやコピー、追記を繰り返してながら文章にしていきます。

結局、仕上げるのに半日かかりましたが、このぐらいのボリュームの文章をパソコンを使って書くためのプロセスを共有できたのは、よかったかなと思います。

個人的には、読書感想文のようなフワッとした文章を書かせるぐらいなら、こういう文章を書くためのトレーニングを、中学校の学習の中でもっとしたほうがよいのではと感じます。

まとめ

今回は、次男が高校入試の願書を出すまでに、親としてやったことを書きました。後編は、高校入試に向けた学習についてです。

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