Apple IDとiCloudアカウントについて

ymoto
Nilquebe Insider
Published in
3 min readMay 14, 2016

Mac OS X El Capitan (10.11) をクリーンインストールした後の初期設定について調べていたら、設定中にApple IDやiCloudアカウントの入力が必要な場合があることがありました。今までも、iPhone購入後の初期設定時などに、Apple IDやiCloudアカウントを指定していたはずなのですが、Apple IDとiCloudアカウントの違いがよく分からなかったので、調べてみました。

Apple ID

Apple IDは、Appleの提供する各種サービスを利用するために必要なIDです。例えば、App Storeでアプリを購入する時や、AppleのオンラインストアでiPhoneやMacを購入する時などに使用します。Apple IDは個人で複数持つことができます。

iCloudアカウント

iCloudでは、端末間のデータ同期、写真・ビデオ・各種アプリのバックアップなど、さまざまなサービスが提供されています。iCloudアカウントは、このサービスを利用するために必要なアカウントです。iCloudを利用する端末ごとに、iCloudアカウントを1つ指定する必要があります。

Apple IDとiCloudアカウントの関係

iCloudもAppleが提供するサービスのひとつなので、iCloudアカウントにはApple IDを利用します。Apple IDを1つしか持っていない場合はiCloudアカウント=Apple IDとなるので問題ありませんが、Apple IDを複数持っている場合は、iCloudアカウントとしてどのApple IDを使用しているのか、意識しておく必要があります。

また、iCloudアカウントとして使用するApple IDを端末ごとに変えることも可能ですが、端末間の同期ができなくなったり、メールの管理が煩雑になったりする(Apple IDのアカウント名には、有効なメールアドレスが必要)ので、個人的にはお勧めしません。

感想

上記の内容を書くために、様々なWebサイトのページを読む必要がありました。そう考えると、正確に意味を理解しながらOSインストール後の初期設定を行うのは、想像以上に大変だなと感じました。

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