DIYに役立つWeb検索

ymoto
Nilquebe Insider
Published in
4 min readOct 30, 2019
古いエラスベルト(張り替え前)
新しいエラスベルト(張り替え中)

Blogにも書きましたが、最近、Web検索で思うような検索結果が得られないことが増えてきたように思います。

いきなり、ネガティブなことを書きましたが、ある面では精度が上がっていると感じることもあります。例えば、モノの名前がうろ覚えでも、適当にキーワードを打って検索すると、いい感じでサジェストしてくれて、「あー、これこれ」ということがよくあります。

ただ、複数キーワードを指定して検索結果を絞り込みたい場合に、一部のキーワードを意図的に無視した検索結果になってしまうことが多くなったと感じます。キーワードが増えてくると、検索結果の総件数も急激に少なくなり(以前は数千件で表示されていたものが、いまは数十件という感じ)、結果として表示されるサイトも、SEO対策が施されたコピペサイト(ドメイン名も見慣れないものが多い)が多く含まれています。以前は、頑張って検索結果を見ていくと、順位が比較的低いサイトの中にも有用な情報や新たなキーワードを見つけられることがありましたが、上記のような理由で、うまくいかないケースも増えてきました。

ただ、嘆いてばかりもいられないので、試行錯誤しながら検索しています。ダイニングチェアやソファーに使われているエラスベルトの張り替え方や購入先について調べる、という想定で、どのように検索していくかを書いてみます。

エラスベルトというのは冒頭の写真のようなゴムのベルトで、ダイニングチェアやソファーの座面などに使われますが、調べ始める時点では「エラスベルト」という名称すらわかっていないとします。まずは、

ダイニングチェア 張替

で検索してみます。検索結果は、張り替えをしてくれる業者さんがメインのようです。キーワードに「DIY」を足してみます。

ダイニングチェア 張替 DIY

検索結果に張り替え方が多く出てくるようになりました。ただ、実際に内容を見てみると、座面にベルトを使わない場合の説明がほとんどです。そもそもベルトと呼ぶかも定かではないですが、試しに「ベルト」というキーワードを追加してみます。

ダイニングチェア  張替  DIY ベルト

欲しい検索結果に近づいてきました。このベルトはウェービングテープと呼ばれるようです。「ベルト」を「ウェービングテープ」に変えてみます。

ダイニングチェア 張替 DIY ウェービングテープ

検索結果の上位に、ウェービングテープの張り替え方が出てくるようになりました。同じキーワードで画像検索を見ても、イメージ通りの画像が多く出ています。検索結果の中から、ウェービングテープの張り替え方について書いてあるサイトを読んでみます。ひとつだけでなく、いくつかのサイトを読んでみると、実作業がより具体的にイメージできるようになってきます。

イメージがつかめたところで、ウェービングテープの購入先を探してみます。まずは、Amazon.co.jpでウェービングテープを検索すると、ウェービングテープはエラスベルトとも呼ばれることがわかります。Amazonに限らず、オンラインショップのサイトでは、同じものに複数の呼び方がある場合、SEO対策としてそれらの名称を商品ページに含めていることがよくあるので、

ウェービングテープ エラスベルト

でWeb検索してみます。すると、Amazonに限らず、エラスベルトを販売しているオンラインショップが検索結果に含まれるようになりました。ただ、ショップだけに絞り込まれてるわけではないので、1ページ目だけでなく、2ページ目、3ページ目ぐらいまでは見たほうがよさそうです。

まあ、実際はこんなにさらっとはいかないことのほうが多いのですが、DIYに限らず、Web検索する際の参考になれば幸いです。

--

--