戦争や災害後のメンタルヘルスへのモバイルによる介入

Mobile mental health interventions following war and disaster

フランスからの報告です。

雑誌

Mhealth. 2016 Sep 29;2:37

タイトル

Mobile mental health interventions following war and disaster

要旨

戦争、民族紛争、人的災害、自然災害を経験した人達のメンタルヘルスを支える方法としてモバイル技術は重要である。

インターネット介入の研究により、効果的なモバイル・メンタルヘルス技術が開発されるようになり、戦争や災害で生き残った人々を受け入れ、メンタルヘルス領域での大きな成果が期待できる状態が整いつつある。

mhealthの有望な介入には、ビデオ通信システム、メール、スマートフォンのアプリなどがある。

さらに、災害の最中あるいは直後に使用される様々なソーシャルメディア・プラットフォームの反応が機敏さを増しており、地域の結束力や個人の回復力を強化するのに役立っている。

「PTSD Coach」は世界規模96カ国で243,000回以上ダウンロードされており、災害時のコミュニケーションに使用される大規模のソーシャルメディアと協同することで、アプリ技術領域への可能性が示唆される。

ダメージ後のセルフマネジメントを可能にすることに加え、モバイルの介入によって、メンタルヘルス専門家との対面治療の提供も強化し、真のヘルパーや相互扶助組織の助けを増加させることも可能である。

戦争や災害の精神的ダメージに対して mhealth の介入がどの程度有効であるかを見極めるためには更なる研究が必要である。

さらに、活動的な要素の同定や中心的プロセスの変化(採用と関与を増加させる有効な方法の決定)、モバイルの持つ様々な能力を最大化するためにはどのように組み合わせたらいいかなどの調査も重要である。

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