若い世代から学んでいること

日本人の潜在能力の高さを認識する

ひょんなことから経済産業省主催の【始動2017 Next Innovator】に参加することになりました。

医療現場にある色んな問題に対し「こんなことができたらいいなあ」と漠然と考えていた妄想の事業化がここへきて一気に現実味を帯びてきました。

東京を中心に各地から集まった熱い人たち、その多くが30代というエネルギー度のめちゃくちゃ高い人たちで、ぽつんと50代のおばちゃんが彼らに交じって講義を受け、ワークをやっているのです。

一応クリニックをやってきてはいますが、医療の分野は一般的な事業とはかなり毛色が違って(本当はちゃんと勉強していなくてはならないのでしょうが)、恥ずかしながら「事業」の基礎知識があまりないわけです。

加えてワークの中では、IT使いこなせるのは大前提で、限られた時間内でグループで協力して分析、計画、プロトタイプ作成、プレゼンテーション、と一気にやり遂げなくてはならず、毎回私にとって半端なくハードルが高い。

【九州限定あまおう味ぷっちょ】で他の参加者を釣って仲間に入れてもらうという姑息な手段を取った上で(実際、頭フル回転で脳内ブドウ糖が枯渇しやすい状態になる)、置いていかれないようにヒーヒー言いながら必死について行ってるわけですが、参加して一番良かったのは、「中高年の方々よ!心配するな。日本人は実に優秀だし頼もしい。安心して若い人たちに任せればよろしい」と心の底から思えたことです。

もちろん、集まった人たちが「それなりの」人物ばかりであるのは間違いないのだけれど、彼らの危機意識、問題意識、さらに問題解決能力が半端なく高いことを肌で感じました。

もう一つ、このプログラムに参加して最近本当に良かったと思うことがあります。

「起業」とか「イノベーション」とか「お金が回る仕組み」とか、私に不足していた必要最小限の知識、あとは事業を進める上での考え方とか行動の仕方を一気に学んでいるわけですが、この辺は実はざっくりわかっていればそれでいいんじゃないか?と思えたことです。

多少知識がなくても私にないものを補ってくれる人と一緒にやっていけばそこは大した問題にはならないはずで、じっくり腰を据えて戦略を練り、やるべき事を一つ一つ丁寧にやっていく、実はそれだけなんだと思います。

あとは、運かな。うん。

とにかく、5~60代の私たち世代がやることは、決して変な方向に頑張るのではなく若い人たちの邪魔をしないこと。それに尽きると実感したおばちゃんでした。

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