イギリスのフードデリバリーサービス事情

Kei Kinoshita
No Products No Life
2 min readMay 8, 2017

DeliverooとUberEATSのガチンコ市場なのかと思ったら、ストアでいう1位はJust Eatという老舗サービス。

上場企業で、売上500億利益100億時価総額5千億と割とでかめ。

自前で配送可能な店舗と消費者を繋ぐモデルなので、厳密にいうと前述2社とは少し異なる。配送だけでなくお店でピックアップもできて、近くの店舗なら取りに行けば待ち時間なく配送料もかからない。なので地図からも探せて便利。出前館+Orderaheadという感じ。

Deliveroo vs UberEATS

配送機能を持たないレストランのデリバリーサービスは、Deliverooの方が古いので使ったことある人が周りに多いのと、街中でよく見かける(Uberは車だから見つけにくいというのもあるが)。

ストアランキングはすでに逆転していて、DeliverooのバイクでUberEATS配達してる人を見かけたので、配達員や消費者に乗り換えが起きてるのかもしれない。

アプリのデザインはDeliverooの方が綺麗でわかりやすい。特に配達中のステータスと位置情報の画面よい。UberEATSは人気のフードに写真があって助かる。

Deliverooは自前で屋台を出したり、アルコールのデリバリーも始めたりと多角化していて、Uberは対応都市を拡大している。今後の両社の展開は要注目です。

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Kei Kinoshita
No Products No Life

メルロジでCPOとしてリペア店舗向けの予約プロダクトと集荷物流網プロダクトを統括しています。 メルカリUS/UK PM, JP Head of Product ←ランサーズ ← NTTデータ