2016年のテック業界におけるExitの概要

Kei Kinoshita
No Products No Life
2 min readFeb 5, 2017
2016年末にAngelListに買収されたProduct Hunt

CB Insightsが、2016年のテックシーンのパフォーマンスをレポートしてたので要点をピックアップします。

  • Exitは計3,358件(M&Aが3,260件、IPOが98件)、2015年の3,511件と比較して4%減
  • 評価額$1B以上のユニコーンは25社誕生、2015年と比較して68%減
  • ダウンラウンドは65件で、2015年の44件と比較して48%増加
  • Exitしたスタートアップのうち68%は1回も資金調達をしていない
  • ユニコーンのExitは全体の4%に過ぎない。jet.com, Dollar Shave Club, Skyscannerなど
  • スケールしレイターステージに進むのが難しくなってきている。例えば、Exit前の最終ラウンドがシリーズCのスタートアップは全体の8%
  • 支出を抑えるために、評価額が低いうちに買収するケースが増えてきている
  • Googleが18社買収して1位、2位がSalesforceとAccenture
  • 2016/4QのExitのうち、ジャンルはインターネットサービスが46%で最も多いが、前年同Q比較では11ポイント下落している。一方で、ハードウェアと関連サービスが15%と7ポイント上昇
  • さらに細かいジャンルで見ると、広告・マーケティング関連サービスが54件で最も多く、BI、マーケットプレイス、CRM、ヘルスケアと続く

TechCrunchにより詳しくまとめられています
CB Insights: 3,358 tech exits in 2016, ‘unicorn births’ down 68%

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Kei Kinoshita
No Products No Life

メルロジでCPOとしてリペア店舗向けの予約プロダクトと集荷物流網プロダクトを統括しています。 メルカリUS/UK PM, JP Head of Product ←ランサーズ ← NTTデータ