クーポンサイト化する「ぐるなび」が大本命か!?

Yasushi Anzo(安蔵 靖志)
呑むぽん喰うぽん
3 min readFeb 9, 2017

居酒屋やバル、ビストロなどのセットメニューが、なんなら呑み放題付きで激安で楽しめるのが魅力のクーポンサイト。アイルランド生まれ(って、知ってました?)の「GROUPON(グルーポン)」のほか、GMOが運営する「くまポン」、楽天の「RaCoupon(ラクーポン)」、リクルートの「ポンパレ」などさまざまなサイトがあります。しかし、ここ最近の注目株は「ぐるなび」です。

ぐるなびのホームページ(https://www.gnavi.co.jp

ぐるなびというと、「接待に使える店」、「デートに使える店」など、目的別にお店を探せる店としてかなり前から人気の定番サイトです。ぐるなびのページをホームページとしているお店も少なくありません。しかし、お店を探すのには便利ですが、それ以外の“プラスα”が感じられないのも確かでした。

私などは、くまポンなどのクーポンサイトで見つけたお店のメニューや単価などをぐるなびのページで確認する程度でしか、最近では使うことがありませんでした。

しかし、しかしですよ? 実はぐるなびが先述のサイトのような「クーポンサイト化」してきているのです。エリアや料理ジャンル、利用シーンや目的を選択して検索すると、お店の一覧が出てくるというのは従来と同じ。しかしその先には、「ぐるなび限定」という形で呑み放題付きも含めたコース料理が割引価格で提示されているのです。

例えば料理10品+ビールも含めた呑み放題3時間、たっぷり呑んで食べて3000円未満なんですから、クーポンサイト顔負けです。2000円で呑み放題付きなんていうのもゴロゴロしているんだから驚きですよ。

銀座で3時間飲み放題付き4000円、そんなのもジャンジャン出てきますよ

さらに! さらにですよ。「ネット予約可」のお店なら、そのまま予約も可能。「ならわざわざクーポンサイトで期間限定のクーポンを探さなくてもいいんじゃない?」ってなりますよね。

もちろん、各クーポンサイトには身もだえしそうなほど安くてお得なクーポンがあります。そちらのチェックも怠らない方が吉ではありますが、「めんどくさいから1つのサイトに絞りたい」というのであれば、ぐるなび、ヤバいです。

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Yasushi Anzo(安蔵 靖志)
呑むぽん喰うぽん

IT・家電ジャーナリスト、家電製品総合アドバイザー 日経BP社の総合情報サイト「日経トレンディネット」や、生活情報総合サイト「AllAbout Japan」などで執筆しています。KBCラジオを中心に全国6放送局でネットしているラジオ番組『ヨドバシカメラプレゼンツ キャイ~ンの家電ソムリエ』にも出演中!