横浜中華街の食べ放題をナメんな! 蒙古薬膳火鍋「小尾羊」

ナックル末吉
呑むぽん喰うぽん
5 min readNov 6, 2016

ナックル末吉です。先日、夕食を食べようと横浜中華街に立ち寄ったときの出来事です。現在の中華街は、メインストリートに面する飲食店の多くが食べ放題飲み放題制を導入していることに驚きました。
食べ放題なんてクオリティ低いだろう。中華街に来てまで、チェーン店の味なんて食べたくないなという偏見から、中華街に住む知人にオススメの店をレコメンドしてもらいました。

条件的には、中華料理にこだわりナシ、あまり高額ではない(1人15000円以内)ということも伝えたところ、メッセンジャーには次のお店のURLが届きました。

蒙古薬膳火鍋 小尾羊

左上のくるくる回る看板が目印です

中華街大通りの西端にある「横浜中華街善隣門」のすぐそば。本格中華料店である「金香楼」が入るビルの4Fに「小尾羊」はあります。

店内は、中華風味が漂いますが極めてカジュアルで気軽に入ることが出来ます。

落ち着いた雰囲気の店内。個室スペースもあります

火鍋には2種類の食べ放題コースがあり、違いは特選和牛肩バラ肉のありなし。1000円ほどの価格差があります。今回は、「あり」をチョイス!

食べ放題コースは2種類。この他にも火鍋コースがあります

火鍋食べ放題コース
標準コース 2,680円(税抜き)
特選和牛肩バラ肉付き 3,680円(税抜き)

3種類のスープが楽しめる火鍋

「三味薬膳」と名付けられた火鍋のスープは3種類。薬草をベースにしたアッサリ味の「山珍湯」、白濁としたコラーゲンたっぷりの「白湯」、そしてこれぞ火鍋! の「麻辣紅湯」。

本格的な蒙古火鍋のスープたち

オリジナルなタレをクリエイトする「タレBar」

しゃぶしゃぶにつけるタレは14種類のタレが並ぶ「タレBar」からお好みで選び放題。火鍋らしく山椒をベースにしたものから、ごま油やパクチーまであります。これらのタレはそのままつけてもヨシ、自分好みに混ぜて独自の味を作り出すのもヨシ。自分だけの黄金比を開発するのも楽しみの一つと言えます。

ズラリと並んだ「タレBar」見ただけでは味が想像できないモノまであります!
焦がし醤油風味の金華ハムソース。これだけでご飯のおかずになりそうです
小皿に複数種類のタレを入れ、座席でオリジナルブレンドを作るのがツウらしい

ドリンクバーがクーポン利用で無料に

今回は車で来たので、残念ながら飲み放題コース(1620円)は頼むことができなかったものの、クーポンを利用してソフトドリンク飲み放題を注文しました。

クーポンはこちら

生ビール用のジョッキでがんがんウーロン茶を流し込みます

いざ、実食です!

食べ放題は、前菜、5種類の肉、野菜が最初に出されます。これらを完食してからおかわりが可能になります。

ラム、牛ロース、豚ロース、鶏肉、そして和牛肩バラ肉。この鶏肉が柔らかくて意外に美味かったです。正直、鶏肉だからといってナメていました!
次々に空き皿が積み上げられ、タワーが形成されます
はい、コレが上位コースだけに許された特権である「特選和牛肩バラ」
フグ刺しよろしく、数枚を一度に鷲掴みし、薬膳スープに泳がせます。このスープが食べ放題とは思えないクオリティ!
通常のしゃぶしゃぶライクにゴマだれにどぶ漬け。他のタレも次々に試します
〆の麺をゴマだれにダンクすると担々麺ライクに味わえます
食後のデザートの定番「杏仁豆腐」とフルーツでサッパリ

実に美味しゅうございました!

いやー、正直、食べ放題をナメていました。肉の質は庶民クオリティなものの、スープとタレは本格派。4000円弱でこれだけの味が楽しめるのであれば、極めて良コスパと言えます。筆者のような食いしん坊は、リピート確実のお店と言えますね。

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ナックル末吉
呑むぽん喰うぽん

スマホ、パソコン、家電などのガジェット系記事を執筆するモノ系ライター。それ以外にもハイレゾオーディオや文房具、バイク、食レポなどについても執筆するため「節操がないのが持ち味」と豪語する。https://twitter.com/nacklesueyoshi