「ビジネス系のセミナーで“会場の空気”を感じるのは難しいけど、それなりに話をした事は伝わっている」 という話

横田真俊
Not status quo bias
2 min readJul 6, 2015

このところ、色々とセミナーやハンズオンの講師をやることが多い。やるからには、受講者の皆さんに何か役立つように色々と「会場の空気」を見ながら話すのだが、どうも空気がつかめないのがビジネス系のイベントだ。

開発者のコミュニティや学生の方が受講者だと、面白いかつまらないかについては、それなりに「表情」に出ることが多い。相手が「面白い」という感じになったのであれば、その部分は深くしゃべるし「つまらなそう」な感じになったら、その部分はあっさりと説明するようにしている。

ただ、どうもビジネス系の人たちが受講者だと、この「空気」を知るのが難しい。理由の1つに、受講者の方々は感情を表情に出さずに聞いていることが多いから、だと個人的には思う。

表情的には無表情なので「つまらないのだろうか?」と、こちらが思うような人たちでも、講演後に熱心に質問をされたり、お話をされる方もいるので、それなりに関心を持って聞いていただいているようであり、自分の話はそれなりには伝わっているようだ。

雰囲気的にも固いビジネス系のセミナーは「表情」だけだと、なかなか「会場の空気」を読むのは難しい。ただ、それでも自分の話をしたことは「それなり」には伝わっているようだ。雰囲気は固いが、いつも通りスピーチをすれば、自分の考えは伝わるものだと感じた。

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横田真俊
Not status quo bias

IT業界で働くサラリーマン。個人活動として、FacebookやTwitter、クラウド本の執筆なども行っています。詳細はURL先をご覧下さい。http://wslash.com/