「友達」はLINE「仕事」はFacebookメッセンジャー

横田真俊
Not status quo bias
2 min readAug 3, 2015

仕事でメッセンジャーツールを使う機会が増えてきたが、だいたいがFacebookメッセンジャーだ。LINEで仕事のメッセージをやり取りするケースはFacebookメッセンジャーに比べると少ない。

なぜLINEではなくFacebook メッセンジャーが多いのだろうか? Facebookはブラウザがあれば使えるので、仕事中のパソコンからでも送受信ができるということもあるが、たぶんLINEは「友達」とやり取りをするツールで、Facebookは「知り合い」と連絡を取るためのツールとして使い分けている人も多いように思える。

Facebookは基本的に本名登録であることから簡単に人を探せるし、1人でも仕事関連の人を「友達」に登録すると「知り合いかも?」に仕事関係の人たちが数多く出てくるので、どうしても仕事関連の人たちが多くなる。相手に電話番号などのプライベートな情報を知られたくない場合はFacebookメッセンジャーで連絡を取るのは比較的やりやすい。

一方のLINEは、Facebookよりも情報がオープンになっておらず、ある程度相手と親しくならないと、相手の情報を手に入りにくい。自然と「友達」が多くなる。そうなると、自然に「友達」はLINE、「仕事」はFacebookメッセンジャーになっていくのだと思う。

そのほかに利用しているツールの年代の関係もあるような気がする。LINEで仕事の連絡をするのは、私の場合はほとんど20代だ。それに比べて、Facebookをアクティブでやっている人は、もう少し年が上のような気がする。若い人でもLINEではなくFacebookメッセンジャーで連絡をとってくる人は、もしかしたら年配の人たち(つまり我々)に気を遣っているのかもしれない。

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横田真俊
Not status quo bias

IT業界で働くサラリーマン。個人活動として、FacebookやTwitter、クラウド本の執筆なども行っています。詳細はURL先をご覧下さい。http://wslash.com/