zipなどの圧縮ソフトは消えるのか?

流行廃りが激しいIT業界。現状では使われているツールは技術についても、使われなくなる可能性もある。前回書いたとおりメールはコミュニケーションの手段としては使われなくなってきているし、RSSリーダーも使われなくなってきている。昔を振り返ればニュースグループなんという物もあった。ここ最近の動きを見る限り、この中にzipのような圧縮技術ももうすぐ使われなくなる気がしている。

現在、35歳以上の人であればzipやLZHはお馴染みの技術だろう。一昔前であればパソコンにはこれらのファイルの圧縮・解凍ソフトは絶対に入れていただろうし、ファイルのやり取りではとりあえずファイルをして圧縮していたと思う。ところが最近では、ファイルの圧縮はだん々と必要なくなりつつあり、むしろ邪魔の物になりつつあると個人的には思っている。

(1)データの送信速度の向上

理由としては、まずはデータの送信が早くなったということがある。ダイヤルアップの時代であれば、少しでもデータを軽くしたいと思うためデータの圧縮をしたのだろうが、現在は無線でもデータの送受信は十分早く、わざわざデータを圧縮しなくとも相手にデータを送れるようになっている。

(2)オンラインストレージの利用

2点目としてDropboxなどのオンラインストレージが普及したことだ。DropboxやOneDriveなどのオンラインストレージは、単に自分のデータを保存するだけでなく、保存したデータをダウンロードできるリンクを発行して相手に渡すことができる。いくらデータを圧縮できても大きいデータはメールで添付して遅れない場合もある。その点、オンラインストレージを利用すればデータをそのままダウンロードしてもらえる。わざわざデータを圧縮する必要もないだろう。

(3)スマホの普及

最後に、これが一番の理由だがスマホの普及だ。最近、zipでデータを送信したのだが、一部の人達から非常に不評だった。理由はスマホでzipのファイルを解凍できずにデータが読めなかったらしい。もちろん、スマホでもzipファイルを解凍したり読む方法はあるのだが、専用のアプリをインストールしたり、受け取ったデータを別のアプリで読むのは面倒だし、方法がわからなければ読む気もしないだろう。

というわけで、zipが使われなくなる理由を勝手に考えてみた。思えば、昔は新しいパソコンが来たら必ず入れていた圧縮・解凍ソフトも今回のパソコンからは入れていない。これは最近のWindowsが標準でzipをサポートしているということよりも、単に使わなくなってきたからだと思う。(今、圧縮・解凍ソフトを入れていない事に気がついた。)

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