2017 第10回創健フォーラム
睡眠と口腔機能
− 口腔医学と睡眠医学の連携 −


数年前から、睡眠が健康に及ぼす影響についての記事や報道が目につくようになった。
最も社会的に問題なのは、睡眠時の無呼吸が日中の生活に影響し、交通事故を引き起こすことが多発するようになったことだろう。
上のパンフレットにも記載してあるが、交通事故だけでなく活動量と質の低下、作業エラー など、閉塞性睡眠時無呼吸症候群を含む睡眠障害が国に及ぼす経済的損失は、驚くことに年間3兆5千億円とも試算されている。
従来から医科では「睡眠外来」等の標榜で治療に当たっているが、治療手段の一つに歯科で作成する口腔内装置(OA)があるにもかかわらず、歯科単独では対処できない仕組みになっていて、医科との連携が必要であった。
だからと言って、歯科医療において、睡眠に関わる医療がとり扱われていなかった訳ではなく、15年以上前から対処してしていた歯科医も各地に存在していた。しかし一般的に歯科医が歯科治療の対象として積極的に取り扱うものと認知されていなかった。
さらに歯科医は、口腔内や噛み合わせの状態、歯列の異常や口呼吸の有無などを日頃観察しており、危険信号を発信している患者を最も見つけやすい立場にあることから、歯科は今まさに健康を目的とする医科・歯科連携の要になりつつある。
今回、睡眠障害治療において歯科の存在が欠かせないと、すでに歯科医療界を巻き込んで治療に当たっている医師をはじめ、様々な分野からの講師をお招きし、フォーラムを開催することになった。
これらの疾患がないだけではなく、口腔の形態・構造の異常発育を予防し、その機能の維持・増進のために何が必要かを、今改めて考える機会にしたいと考えている。
あなたはよく眠れていますか?
講演会終了後は、講師を交えて懇話会も開催されます。
NPO 恒志会
学び合う医療 支えあう医療 ほんまもんの医療

