お金の小川

Subaru Matsukura
Nue Documents
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3 min readSep 29, 2017

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Nue incが始まって2ヶ月ちょっと。お金が出たり入ったりがはじまった。

ほとんどの業務がクリエイティブのコンサルや、プランニングのみでコミットする仕事が多いので基本的にワンストップでお金の流れも完結するのがうちのお金のシンプルな動き。

やっと動き出したお金の流れを口座で見ながら、本当お金って社会の血液だなぁと眺めている。僕だけの会社なので役員報酬や事務所家賃、経費、仕事を一緒に戦ってくれる外部クリエイターメンバー、税理士さん、などなどお仕事で集まったお金は、ぶわーっと関係した人たちに行き渡る。

役員報酬は僕ら家族の生活を支えるものだし、外に出ていくお金は全て会社を通じて誰かの生活に通じている。会社って生き物、っていうけれど、それを構成する社会っていうのも巨大な生き物なんだなと口座のお金を見ていて思う。

Nueという会社=生き物が年間どれくらいのお金があれば生き延びれるか。会社は食べ物食べないけど、お金を循環させたり生み出したりしていくことで生存していると考えるとお金って面白い。

でも、これがもっと社員の多い企業だったら…そう考えるとゾッとする。1人の会社なのでそんな難しいことはないシンプルな流れだけど、動く仕事も払うお金も桁が変わってくる。そんなにお金を生み出していないのに食料が多い!とか、めちゃくちゃお金を生んでるのに食料が少ない!なんていうことが起きるんだろうな。

何より、自分の働きがお金に直結してない社会は、不健康だなと思ったりもした。原始人みたいに、自分の食料は自分で確保する。多く確保できたら少ない人に分けてあげる。そんくらいの方が健全なんじゃないか。巨大な組織って難しいんだなぁ。

もし今後、Nueに仲間を増やしていくなら、うちの社員なんかやめて会社作ってもらった方が今後のためかもなぁ。半年くらいは僕の仕事援護してもらって生きてく食料を渡すから、しっかり自分で武器作って食料確保できるような人にならないと、お金の意味がわからないままになってしまうのかもしれない。

僕がお金のことわかってるかはおいておいて。
Nueに流れるお金の小川(足でまたげるほどの小さな川です)を眺めながら思ったのでした。たぶん、眺められる川のキャパってあるんだろうなと思うのでした。

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Subaru Matsukura
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