FAN3 参加レポート #05

FAN3 ムンバイ編最後の16日は、Imaginariumと彼らの運営するファブスペースMetamorpfosis Cafeの見学をしてから夕方の飛行機でコーチンへ移動するというスケジュール。ムンバイーコーチン両方に参加で申し込んでいたけど移動の詳細が明らかになっていなかったので、一体どうなる事か?と思っていたけど飛行機予約してくれていたようです。

朝9時までにキャンパスに集合ということで、同じ宿の日本と台湾連合でタクシーを呼んだら、ワゴンRのタクシーが来た。日本のワゴンRよりは多少大きいような気もしたが、トランクを開けたらCNGのタンクが鎮座していて4人分の荷物をどう載せるの?って思ったら上に載せろと。この車で10分くらいのキャンパスに向かったんだけどメーターが回ってない。シマッタ〜と思ったけどもう遅いか。たった10分で250ルピーも取られる我々。やっぱUberの方がいいね。

キャンパスでみんなで荷物をバスに積み込んで出発です。横っ腹ではなく後に荷物置き場があった。日本だとここはエンジンなんだけど、一体どこにエンジンがあるんだろう?

どのあたりを走っているのかわからないけどとにかく酷い渋滞だった。ちょっとでも隙間があるとバイクやリキシャが突っ込んでくるので怖い。ここで高い車を運転するのは大変そうだ。

ようやく到着。よくわかっていなかったけど、どうやら3Dプリントサービスをやっている会社のようだ。ビルの7階くらいにあるオフィスのエントランスには様々なサンプルが置かれていた。

イケてるオフィスにはやっぱりプール!ということなのかはともかく綺麗なオフィスです。この会社はベンチャーではないんですが精神的にはベンチャーなのかも?

この会社の事業や顧客への提供価値なども含めた説明をしていただきました。3Dプリントの出力サービスだけではなく、試作〜量産に至るコンサルや、製造方法の提案なども行っているとのこと。それは作りたい数によって変わっていくので100個程度であれば出力で良いと思うが、それ以上になるなら例えばマスターを3Dプリント出力で制作してそれからシリコン型を取って、そこで注型したり、熱で溶けるワックスなどでマスターを作って石膏型を被せて一回焼いて中身を空洞にして金属を流して成形するなどで数百個であれば対応できるし、それ以上であれば量産できる協力先などと連携するサービスを用意している。

他の階に、彼らのファクトリーがありました。廊下に引かれた5色のラインは見学者のために、それぞれの工程を表しています。例えば水色は3Dプリントのエリアとか。この作業場もかなり綺麗に整えられていた。

3Dプリンターがいろいろ並んでいます。この画角に入りきらなかった。幾つかの方式の3Dプリンターがあって、素材や制作物の特性、顧客の要求などで使い分けている。

この機械はインドには2台しかない自慢のマシンなんだぜ!とSLA形式だったかな?確か。これだけ特別な部屋に鎮座してました。更に廊下の奥に行くと、CADでモデリングしている人たちや、整形物を検品している部屋、磨いたり塗装したりする部屋などがあり、最後はアナログな人の手によるフィニッシュがクオリティーを高めているようです。

サンプルコーナーにあった、よく見かけるギブスを嵌めて記念撮影。ここの特色はただ出力するだけでなく、様々な応用をしているところで、日本でも3Dプリント出力した型で、エンボス加工をするとかいろいろ出てきているものと近い。取引先はインドが半分程度で国外も結構ある。自動車会社の試作などのパーツなども結構あると言っていた。

この綺麗なオフィスの入っているビルの足元はスラムだった。いろいろ考えてしまう。でも自分にはどうしようもない。

このビルを降りて、すぐのビルの2階に移動。素敵なファブスペースがあった。

奥側から、向こうの方で立っているのが見学者の一団。手前で座っている人たちは利用者たち。結構な人数がいた。全体的にアメリカっぽい雰囲気だがここの運営者はシリコンバレーにいたらしい。

この分野に限らずベンチャー支援関連でやたら出てくるフランスやエアバスの支援を受けているようだった。UBISOFTの名前も見える。

ここが拠点の電動バイクのベンチャーに参画している彼は工業デザイナー。自分と同じ職種なのでMTG中なのに図々しくいろいろ聞いてしまった。彼がデザインした電動バイクのスケッチはなかなか未来的でコラーニをモダンにしたような感じだった。インドには幾つか美大があってデザイナーも結構輩出しているそうだ。

彼はここで、飛行機の設計をしてる。翼の図面を広げて見せてくれた。奥にかかっている無尾翼型ドローンのほか、幾つかこの部屋にドローンが置かれていた。この辺りではドローンを飛ばすことができないので、ちょっと遠出しないといけないそうだ。案外インドも規制とかあるんだなあと。

アナログな作業もできる部屋が用意されていた。工作台を見る限り、ここで塗装もやっているのかも?自分の大学時代の教室みたいで懐かしい気持ちになった。あの頃は臭いくらいで環境とか気にしてなかった・・・。

建物の外観はこんな感じ。学校の校舎みたいで親近感が沸くけど、最近の学校はこんなにボロくはないのかもしれないな・・・。

この後、空港に移動してついにコーチンへ向かいます。

One clap, two clap, three clap, forty?

By clapping more or less, you can signal to us which stories really stand out.