「ScalaMatsuriの余韻トーク」に登壇して、外部イベントの登壇は思いの外大事だと感じました
はじめに
ナイル株式会社 開発室のMaldiniです。
3/17(金)に株式会社オプト様主催のScalaMatsuriの余韻トーク〜祭りの余熱〜というイベントにLT枠として登壇させて頂いたので、人生初の外部イベント登壇をして意外と良かった点、辛かった点とイベントの様子について今回は話したいと思います。
これを読んで「登壇経験はないけどイベントに登壇してみたい」と思ったエンジニアの方が一人でも増えればと思います。
そして、登壇してみたい!と思った時にもし「ネタはあるけどまずは気軽な勉強会で発表してみたい」などの要望があれば、弊社では勉強会や交流会を共同で開催する企業様を絶賛募集中なので以下のリンクから是非お問い合わせください。
どんなイベントだったか
ScalaMatsuriという恐らく国内最大級のScalaイベントの後夜祭として、Scalaに関するLTを13個もするというイベントでした。 弊社はScalaMatsuri 2017スポンサー枠としてLTをさせて頂きました。
(イベントの様子はこちらと以下の写真を参照)
私の発表スライドはこちら。(テーマ: なぜAkkaのActorを使うのか)
Akka actorを何故使うのか? from Nyle Inc.(ナイル株式会社)
イベント登壇して何が良かったか
何が良くて何がだめか予想以上にはっきりみんな言ってくれる
これが一番良くて辛かったです。こういうイベントの最後にはやはり懇親会があるのですが、そこで
参加者の方「Actorは別スレッドで動くって言ってましたけど厳密にはExecutionContextは共有しますよね?(適度にオブラートに包んだ言い方で)」
私「そうです!それも言いたかったんですが時間がなくて・・」
という風に自分の発表だとどういう解釈をされてしまうのか、自分の理解は本当に正しいのかというフィードバックを適度にオブラートに包みつつも遠慮なく皆さんおっしゃってくれるので理解が深まったり反省点がかなり明確に見えます。
みんな色々知ってるということに気づく
これも自分が登壇者としてイベントに参加して初めて気づいたんですが、資料を作るときは「Scala, Akkaの習熟度はこれぐらいの人が来るだろう」という予想をして臨むので、他の登壇者の発表や懇親会でのやり取りでそこの認識のずれに敏感に気づけました。
そしてみんな色々知っているので純粋に謙虚になれたしいつもより話が積極的に聞けて勉強にもなりました。
今回の登壇での具体的な反省点
LTに情報を詰め込むと誤解の元になりまくる
今回は10分のLTで私は時間ギリギリ(オーバーしてたかもしれない)まで使うぐらい情報を詰め込んだので、伝えきれない部分もあったし質疑応答の時間もなかったので、誤解を与えてしまいました。
シンプルな図が本当に大事
ScalaMatsuriでわかりやすかったなと思った発表のスライドがZen of Akka(このスライドの図は本当にシンプル)やPreparing for distributed system failures using akkaなのですが、やはり構造を理解するのにこのような図は本当に助かります。今回の私の発表でもスライドの図は割と好評でした。
最後に
上記の利点以外にも、自分や会社の認知度向上にも役立つので是非積極的に勉強会などのイベントの登壇枠に応募してみてはいかがでしょうか。尚、冒頭にもありましたが弊社では勉強会や交流会を共同で開催する企業様を絶賛募集中なので以下のリンクから是非お問い合わせください。お待ちしております。
余談ですが、上のPreparing for distributed system failures using akkaの発表者の方が関西弁で、私も関西人でスライドにも関西弁を散りばめたせいか、今回のイベント関連のツイートでActorを使うと関西人になる…!?というツイートを頂きました(笑)。実際Actorの習得度と関西弁の習得度は関係ないはずなので、関西弁に抵抗がある方も安心してActorを使ってみてください。