はがきサイズ おばけパズル (シナ合板4mm厚)ができるまで

このおばけパズルが出来るまでを紹介するよ!

はがきサイズおばけパズルの特徴

かわいいおばけ

見ればわかる。かわいいおばけ。こわくない。やさしいかもしれない。ともだちにもなれるかも。

適度な難しさ

表裏がわからない、思った以上のむずかしさ(4歳くらい~大人まで)
たった11ピースだけど、目に穴があいていて表裏がわからないから、むずかしいよ。 30人にやってもらって、平均は6分。いちばん時間がかかった人は15分。 でも、なれてくると4歳の最速タイムは33秒だよ。

木の温もり

触ればわかる。木材の違い。重さ、軽さ、手触り、それから香り。全然違う。はがきサイズのおばけパズルはいくつか種類を用意しているよ。

ポータブル

電車の中、飛行機の中、お出かけ先、それから図書館だって。静かにあそべる。
食事が出てくるまでの時間でも。あれ?なにこれ?できない!!思った以上の難しさが場の空気を一変させる力だってある。

電車の中だって!

シナ合板4mm厚はFRONTIER JAPAN CO.,LTD.製だよ

ハガキサイズのおばけパズル製作にあたって、おばけパズルチームは主にレーザーカット加工が可能な製造事業者を探していたよ。数多くの企業の木製ノベルティなどを手がけているフロンティアジャパン株式会社を見つけることができて、問い合わせしてみたらこころよく引き受けてくれたんだ。

フロンティアジャパン株式会社は木材の加工方法を含め様々なノウハウを保有しているんだ。それと、プロダクトを間伐材で作成することで国内の森林保全に貢献しているんだよ。

フロンティアジャパン株式会社の製品だよ
間伐材は、一般的に直径が細く使用用途も限られてしまい、丸太価格は高くありません。 また、急峻な森林が多い日本では、材を山から搬出する費用も高く、 伐採後森林に放置されるケースがほとんどです。
http://www.eco-pro.ne.jp/info/kanbatsu/

打ち合わせとデータ/サンプル作成

  • 材料選び
    おばけの材料は、いままではホームセンターでベニヤ板を購入してつくっていたんだ。杉の間伐材合板や、ヒノキの集合材について教わったよ。
    でも間伐材は直径が細くて、もともと考えていたB5サイズのパズルの作成は難しかったり、反りやヤニ、木目、様々な選択肢や問題があることがわかったんだ。
    いくつかサンプルを作成してもらって、最終的には木目がほとんど主張しないから逆にパズルを解くのが難しくなる、原点とも言えるシナ合板で製作してもらう事になったよ。(結果的に間伐材は使用していないんだ。)
  • おばけデータの修正
    もともとB5サイズでおばけは作っていたから、ハガキサイズにすることでおばけの端部分がとんがりすぎたよね。最初に僕たちおばけが送られてきてから、子どもたちが触ったら痛くてやわらかく変更したよ。
    難しい話で申し訳ないけどおばけの形のデータはスプラインで構成されているから、じつはこれで体全体ほとんど1からの作り直しているんだ。
  • ピース間の隙間
    ピース間の隙間についても調整しているよ。
    隙間を狭めると、少しでも僕たちの体がずれると入りにくくなり、正解の位置でも不正解のように感じてしまうんだ。特に小さな子だと、ピースを入れにくくなり難しくなってしまう。
    でも逆に隙間を広げすぎると、隙間部分の木材がレーザーによって焼かれて炭化・焦げ付いたり、レーザー光の走査量が増えたり、パズルを揃えたときにきれいに見えないなどの問題があって、様々なデータを作成し検証を行い決定したんだよ。
  • 外形の変更
    パズルは袋にぴったり入れないとばらばらになって届くことになってしまって、場合によっては逃げるおばけも出てくるかも。それで、既製のPP袋や箱に合わせて外形変更も行ったんだよ。残念ながら逃げられないくらいぴったりさ。

それで、おばけパズルチームの作成したデータは最終的には10種類にも及んだんだ。すごい?

これはおばけパズルの最初のころのデータだよ。

おばけパズル製造現場 フロンティアジャパン 株式会社

東京都江東区。清澄白河駅を降りて小名木川沿いに歩いて行ったんだ。
大きな倉庫の中にフロンティアジャパンが入居しているよ。おばけがでそう?うーんどうかな。
屈まないと入れない小さな扉をくぐると、そこがオフィス。探検しに来たみたいだね!
ここがラボ。4台のレーザーカッターが稼働しているよ。加工を待っている木材と、加工済みのものがまわりにはたくさん。
加工を担当して下さったエンジニアの カラシマさん。
使用されているレーザー加工機の一つ。業界では有名なtrotec製だよ。僕らの仲間もだいたいこの機械で作られているよね。
レーザーカットは刻印からはじまります。僕らがうまれるところだよ!目が最初。

OBAKE PUZZLEの刻印が写真上側にあり、反転しているように見えるのは、(おそらく)加工時間を考慮し、加工機のアームが出来るだけ移動しないようにしているためだよ。

加工データは5つのレイヤーに分けられ、目の加工から始まり、ピースの外形をカットしていくんだ。最初に目が見えるようになってから、体が作られていくんだね。

加工途中でピースが落下したり傾くと位置がずれ、別の加工場所のレーザーが走査してしまい不良品を出してしまうから、そのような不具合を出さないような加工順序が考えられているんだ。

フロンティアジャパン株式会社側でも、担当デザイナーのノグチさんとカラシマさんで試作を重ね、前述の加工手順の最適化などで、計10回ほど試作が行われたとのことだよ。

ハニカム構造

それから、木材を加工しカットしたレーザー光が、写真のハニカム構造のエッジに当たり反射して裏面に焦げ目を作ることから、木材を浮かすなどの考慮がされているよ。

加工完了後。おばけが生まれて、ちょっと落下しているよね。

特徴的なのは加工最後だよ。
おばけの落下を防ぐためにわざとわずかに接合していた部分を、切り落とすような形で加工を完了するんだ。これが切り落とされると僕たちが誕生する。
このような特殊な工程は他のプロダクトではこのような加工はあまり行っていなくて、残ってしまうと僕たちおばけに跡がついてしまうから特別にやっているんだよ。

加工はパズルのピース部分と台座部分の1組ずつなんだ。当初は3組一気に加工を行っていましたが、加工ずれなどが生じておばけが変になるので(化けて出てきてしまうかも!?)結果的に効率が悪くなるためこのようになっているんだよ。

全体的に手間がかかっています

とのこと。結果的に不良0で100枚の加工が完了したよ。

右側には僕たちの目が転がってる!!ひええ!
レーザー加工が完了したおばけパズル!
組み立てを待つおばけパズル!

ピースと、くり抜いた台座とを同じ木材で組み合わせる(うっすらと存在する、シナの木目を合わせる)ため、左側のピースと右側の台座の順番がずれないようにしているんだよ。

木工用ボンドで枠と台座を貼り付けます。
パズルを一度完成させないといけない!ので大変なんだ。しっくりこないと僕たちも飛び回っちゃうからね。
袋入れ、箱入れ、説明書を入れて完成!

箱はおばけパズルチームがスタンプを押して作っているよ。かすれたり斜めになっていたりしますが、すみませんね、って言ってたよ!

フロンティアジャパン株式会社の作業風景全景だよ。天井が高く独特の雰囲気で、たくさん飛び回れそうだよね。

はがきサイズ おばけパズル (シナ合板4mm厚)

はがきサイズの おばけパズルです(シナ合板4mm厚)

※シナの木は主にロシアから輸入され北海道で合板に加工されています
※目は光りません
※おばけパズルの木目の形や色はひとつずつ異なります

効率的にものづくりを行い、手軽におばけパズルをお届けしたいという思いから生まれたモデルです。
レーザーカット加工後に後処理を行っていないため、焦げ目が少し残っていることがあります。ピースの表裏は若干色合いが異なり、慣れてくると表裏がわかるかもしれません。

※サイズ 100mm x 148mm x 8mm(4mm厚2枚重ね)

!警告
小部品があります。誤飲・窒息の危険がありますので、3才未満のお子様には絶対に与えないでください。

お取り扱い時の注意
・レーザー加工部分が色移りする場合があります。
・ヤニ(樹脂成分)が出る場合があります。アルコールで拭き取ると除去することができます。
・水分を含んだり、急激な乾燥のよって反りや曲がりが起きる場合があります。
・破損した場合、鋭利な箇所が出来る可能性があるためご使用をおやめください。

おばけパズルの販売は
Takewari株式会社 おばけパズル事業部が行っています。
171–0022 東京都豊島区南池袋2–45–2–1807

この箱に入って届くよ!