Tenant Attachでクライアントの詳細を表示

Kimura Yoshihide (KIM)
objectbuzz
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3 min readMay 8, 2020

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MECM TP 2004にてTenant Attach に機能が追加されました。

というわけで早速試してみます。
※Tenant Attachの構成自体は前回の記事あたりをご参考に。

以降、追加で必要な手順のみざっくり記載します。

Azureポータルにてエンタープライズアプリケーションから、Tenant Attach構成時に追加されている「Configuration Manager Microservice」にSCCMのコレクション読み取り権限を持つアカウントを追加。
以上。

Configuration Manager Microserviceを選択
ユーザーの追加からアカウントを追加

あとはMECMコンソールにて、Tenant AttachでIntuneに同期されているデバイスを右クリック→Start → Admin Center Previewをクリック

Admin Center Preview

するとブラウザが起動し、対象デバイスの詳細が表示されます。

デバイスの詳細

画面下部に「Properties」と「Boundary Groups」というタブが表示されますので、こちらから所属しているADのサイト名や境界グループ名を確認することができます。

また、左ブレードから「コレクション」を選択すると、デバイスが所属しているMECMのコレクションが確認できます。

コレクションの確認

執筆時点(2020/05)ではIntuneポータル(MEMポータル)からは上記画面にアクセスできず、MECMコンソールから開くしかありませんが、最終的にはMEMポータルのデバイス内に表示されるようになるとのことです。

少しずつですが、Tenant Attachでできることが増えてきており、今後の拡張にも期待したいですね。

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Kimura Yoshihide (KIM)
objectbuzz

MS系インフラエンジニア。やりたいことだけやってます。