Tenant Attachでクライアントの詳細を表示
MECM TP 2004にてTenant Attach に機能が追加されました。
というわけで早速試してみます。
※Tenant Attachの構成自体は前回の記事あたりをご参考に。
以降、追加で必要な手順のみざっくり記載します。
Azureポータルにてエンタープライズアプリケーションから、Tenant Attach構成時に追加されている「Configuration Manager Microservice」にSCCMのコレクション読み取り権限を持つアカウントを追加。
以上。
あとはMECMコンソールにて、Tenant AttachでIntuneに同期されているデバイスを右クリック→Start → Admin Center Previewをクリック
するとブラウザが起動し、対象デバイスの詳細が表示されます。
画面下部に「Properties」と「Boundary Groups」というタブが表示されますので、こちらから所属しているADのサイト名や境界グループ名を確認することができます。
また、左ブレードから「コレクション」を選択すると、デバイスが所属しているMECMのコレクションが確認できます。
執筆時点(2020/05)ではIntuneポータル(MEMポータル)からは上記画面にアクセスできず、MECMコンソールから開くしかありませんが、最終的にはMEMポータルのデバイス内に表示されるようになるとのことです。
少しずつですが、Tenant Attachでできることが増えてきており、今後の拡張にも期待したいですね。