Windows Autopilot Companion app

Kimura Yoshihide (KIM)
objectbuzz
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5 min readMay 25, 2019

以下のURLに記載されていたWhite Glove は流石にまだ動作しなかったのですが、
URLに記載されていた「 Windows Autopilot Companion app」は動作しましたので、簡単にご紹介

何をするツール?
上記githubのページより抜粋
>・Windowsオートパイロットデバイスに割り当てられているユーザーを追加、削除、または変更します。
>・デバイスに割り当てられているデバイスカテゴリを設定します
>将来的に追加される予定:
>・グループタグ(order IDの値)とコンピュータ名の編集

グループタグ変更とかは便利かもしれない

で、この「Windows Autopilot Companion app」はUWPアプリです。
とは言えMicrosoft Storeにはありません。
そのため、上記GitHubのページからビルドする必要があります。

必要な物はURL内にもありますが、
・Visual Studio 2017以降+Xamarinコンポーネント

なので、サクッとインストールしちゃってください。

で、あとはGitHubからクローンして、プロジェクト開いて、「CompanionApp.UWP」を右クリックして「ストア」→「アプリパッケージの作成」から作成できます。
※画面通りでほぼ完成

作成するとスタートメニューに登録されてますので、さっそく起動

起動画面

…ちょっと寂しい画面です。

下の方に「Tenant」欄がありますので。テナント名(xxx.onmicrosoft.com)を入力して、「Logon」をクリック。

するとテナント名やテナントIDが表示されます。

ログオン後の画面

ここで、左上の三本線(infoの左側)をクリックするとメニューが表示されますので、「Device Search」をクリック。

するとシリアルナンバーの入力欄が表示されますので、Autopilotで登録済み端末のシリアルナンバーを入力して、「Search」

シリアルナンバー入力画面

シリアルやらDevice IDやらが表示されます。

シリアルナンバー入力後

ここで変更できるのは「Addressible Name」と「Device Category」

後は左下の「Choose new user」をクリックするとAzureADに登録されているアカウント一覧が表示され、変更先のアカウントをクリックすると「UPN」と「Addressible Name」が変更されます。

この「UPN」と「Addressible Name」はIntuneのデバイス登録ページ内の「Windows AutoPilot デバイス」ページで設定可能な「ユーザーの割り当て」の変更です。(ハードウェアIDをインポートする画面)

また、「Device Category」はそのままデバイスカテゴリ(Intuneのデバイスページで変更できるデバイスカテゴリ)です。

上記を変更し、「Save Changes」をクリックすると、Intune側に設定が反映されました。

以上。
いまいち使いどころが見えないのですが、今後追加予定の「グループタグ」や「コンピューター名」は変更できるようになると使い勝手は上がるかもしれません。

まぁ全部ひっくるめてGraph API使えよって話ですが。。。

あー。White Glove 早くプレビューにならないかな…

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Kimura Yoshihide (KIM)
objectbuzz

MS系インフラエンジニア。やりたいことだけやってます。