低温調理器具「ANOVA」が家にやってきた

Jin Mishuku
OK, Hunt’s-up!
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4 min readFeb 9, 2019

猟で獲った鹿肉や猪肉が冷凍庫を逼迫する中、どうにかして美味しく食べたいというのが猟師の性(さが)でございます。

こういった野生の肉は火を通しすぎると固くなってしまってゴムをかじっているようになってしまうんですよね。ついでに何度も噛むので独特の野生感の匂いが気になるとかマイナスになる気がしてます。

で、そこで必要になってくるのが低温調理。これまで、炊飯器にお湯をいれて保温モード、温度計で頑張ってやってました。確かにこれでも美味しくできるのですが、なんというか職人の技というか出来上がりにバラツキがあるんですよね。

で、買いました。「ANOVA」。

Anova Culinary Precision Cooker Bluetooth対応 800ワット Black PCB-120US-K1

Amazonで並行輸入品が2万円弱。うまくすればもっと安く手に入る気がしたのですが、めんどうだったのでポチリ。

まず、試験的に温泉卵つくってみました笑

ANOVAとセットで買う定番な変換アダプタも忘れずに。

深めの鍋にセットして卵を投入。

すごいいいなと思ったのが専用アプリ(無料)があるの。Bluetoothで接続が可能で設定温度と時間が設定できます。レシピもあって、充実の内容です。

できたのが、これ。

試運転的な感じだったので、とりあえず。

だし醤油で美味しくいただきました。

別日に嫁ちゃんが作ったのがこちら。鹿のステーキに鴨のコンフィ。ついでにその日に食卓にあがったやつ。レシピ聞いたので残しておく。

鹿肉のステーキと鴨肉のコンフィ

  1. 鹿肉に塩・黒コショウ・刻みニンニクをまぶし、オリーブオイルを入れたジップロックで1時間放置
  2. 鴨肉は、塩・黒コショウ・刻みニンニクに加え、エルブ・ド・プロバンスをまぶし、オリーブオイルを入れたジップロックで1時間放置
  3. 鍋にANOVAをセット 57℃で90分
  4. 低温調理が終わったらフライパンで焼く(鹿肉はステーキ感を出したかったようで結構しっかり焼いたようです)

ザッツオール。めちゃ簡単!と喜んでました。

デミグラスソースと、マヨマスタードソースを用意してもらったのですが、マヨマスタードが好みでした。

料理の幅が広がった気がします。

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Jin Mishuku
OK, Hunt’s-up!

狩猟(第一種)にクレー射撃、登山にサバゲー、そして料理・酒好き。幕末の土佐藩主 山内容堂公みたく「鯨海酔侯」とか言って、酒と趣味に溺れながら生きたい。個人ブログは mishuku.net