狩猟用のオレンジ色の帽子を買いました
たまたま狩猟見学に行ける機会のご縁がありまして、猟師さんが被っている蛍光オレンジの帽子が必要になり、この2週間くらいネットとアウトドア用品店を探してました。銃砲店の場合、カタログ発注というのがほとんどなので、実際にモノみて買いたいなぁと。
なぜオレンジなのか?
目立つということが一番。なぜ目立つか?ですが、狩猟を行う山にこの色の草木がないからなんでしょうか。確かにパンジーとかチューリップ、ハイビスカスといったオレンジ色の花はありますが、狩猟期となる11月〜2月には山に存在しないからでしょうか。
獲物に見つかるのでは?
一番がこれですね。狩猟対象にもよりますが、イノシシは青と青緑の一部について明瞭に識別できるくらいで色が赤や緑に移行するにつれ見えにくくなると言われています(*1)。
鹿も同様で、赤やオレンジは灰色っぽく認識するようです。暗い場所に強く、紫外線もある程度認識するようで、漂白剤入りの洗剤に注意したほうがよいようです(*2)。
ということで、四肢動物にはオレンジ色はあまり識別できないようで、動きや臭いに気をつけたほうがよさそうです。
ただ、鴨の場合、色彩能力があるようで、オレンジは目立ってしまうので気をつけなければのようです。ただ、見学に誘われている猟は四肢動物になるので、問題はなさそうです。
さて、オレンジ帽子探し
まず、Amazonで検索してみるも、あまり猟に向いたものではないので、いったんやめ。
大日本猟友会に加入するとオレンジの帽子とベストが支給されるようなのです。Googleで画像検索してみるとたくさん出てきます。
ただ、まだ猟友会へ加入するかも決めておらず、このために加入するのもなぁと思ったので
VICTORIAや好日山荘、モンベルといったアウトドアショップに赴いてみました。結果はダメ。ウェアやバックカバーなど派手なものがありますが、帽子は流石になかったです。
で、「狩猟 オレンジ 帽子」をGoogle 検索すると、オザワ銃砲サービスセンターさん、SEOバッチリですよ。
そこで見つけたのが右の帽子。展開すると顔を覆えるフルフェイス仕様になるようです。
「テンリアル」というのは、このオレンジ色のカラータイプのことを指すようです。
この記事を書いてる3/10時点ではLLサイズしかなく、LLとはいえどのくらいのサイズ感なのかもわからずで、問い合わせてみたところ実寸で62cmとのこと。
そこで製造元の田上商店(*3)に問い合わせてみたところ在庫は全てなくなったようで、秋にもしかしたら製造するかも?とのこと。
しょうがなく、在庫ラスト1のLLサイズをオザワ銃砲サービスセンターで購入。とても親切な方でメールで問い合わせてそのまま購入しますと連絡したところ、電話までかけていただきました。そして今日代金引換で届きました。送料込みで6,000円ちょっと。
やっと届きました
「Two-Horse」でGoogle検索するとこの帽子を製造した田上商店がTOPに。なにか関係があるんでしょうね。
LLサイズで少し大きいので、久しぶりに裁縫してみたいと思います。
装着写真はまた今度。
参照
- イノシシの生態|イノシシの生態解明と農作物被害防止技術の開発 http://www.naro.affrc.go.jp/org/narc/chougai/ino-HP/ino-eco.htm
- 狩猟メモ: 鹿はオレンジ色を認識できるか http://hunt-memo.blogspot.jp/2015/02/blog-post_59.html
- 【株式会社田上商店】狩猟、射撃用品(ハンティング用品・シューティング用品) http://www.two-horse.jp/log/hunting_goods13.html