タイトルがマスコットで隠れてる、ということは……

武重です。ベースって好きですか? ベースがなんだか分かりますか? ギターに間違われても、聞こえないって言われても、好きなもんは好きなんです。

ベースがある風景

会社の同期がうちに来た。入るなり「それギター?」と僕のベースを指差した。

「ベース」
「なんか弾いてよ」

渋っていても諦める様子がないので、仕方なくベースを手にとって、アンプの電源を入れた。誰でも知ってそうな日本のロックを弾いた。

「ふぅん、ベースだけだとよく分からんね。バンドとかやってんの?」
「いや」

高校生から大学を卒業するまでずっと仲間とやっていた。でも就職すると自然と集まることがなくなって、それっきりだった。

「バンド、やればいいのに」
「みんな働いてんだし、忙しいんだよ」
「忙しいったって、今こうしておれと遊んでるじゃん」
「無理だって、みんな同じ日に休めるわけでもないしさ」

持っていたベースをスタンドに立てる。同期はそのベースを指先で触れる。

「でも、めちゃくちゃキレイにしてるし、最近の曲までしっかり練習してんじゃん。意外とみんなやりたいんじゃない? ほら」

ケータイを押しつけられた。バンドを始めたいときってなんて言えばいいんだっけ?」

とにかく、すごくドキドキしていた。

あとがき

ここで書かなくてもいいことですが、ここまで読んでくれたあなたにこそ訊きたい。

「みんな、Meidumで読むものにどんなものを求めてるんだろう?」

Mediumを開くとき、どんなものを読みたいと思って開くんだろう? 自分はどうも書き手になってしまっているせいもあって、「完全な読者」になりきれなくて、ちょっと想定読者を見失っている気がしているんです。

そもそも、書き手が集まっているから「完全な読者」という人がいない印象。

こういう短編小説を届ける最適な方法ってなんだろう?

なんてことを最近考えています。

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