オントロジーロードマップ:アリストテレス2020

Ontology Japan
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4 min readMar 18, 2020

繰り返し行う行動が私達を作ります。至高のもの(エクセレンス)は、行為ではなく、習慣そのものです。-アリストテレス

今年に入って、オントロジーの創設者であるLI Junが、YouTube上でグローバルコミュニティに向けて、戦略計画を共有いたしました。ビデオの中で、アリストテレスと名付けられた2020年のロードマップと、オントロジー2.0の今後の技術革新について言及しており、コミュニティメンバーから大きな注目を集めることとなりました。

日本語字幕をオンにしてご覧ください)

ご存知のように、オントロジーは高性能なパブリックブロックチェーンで、分散型のコラボレーションプラットフォームであり、チェーンネットワークとトラストエコシステムの構築に常に努力を惜しまずやってきました。

オントロジーが設立されてから、グローバルコミュニティ全体へロードマップを共有してまいりましたが、それは、ソクラテス(2018)、プラトン(2019)、アリストテレス(2020)の3つの主要なセクションに分かれています。

この記事では、「チェーンネットワーク」セクションに焦点を当てていきます。

2018のソクラテスでは、同種チェーンネットワークが主なトピックでした。これに関連して、2018年6月30日にメインネットを導入し、WasmとVBFTのコンセンサス、トランザクション並列検証サポート、および権限管理の機能を提供しました。その後、クロスチェーンPoC、閾値の署名、そして並列トランザクション実行機能を導入しました。そしてその後、チェーンネットワークPoC、シャーディング、パフォーマンスチューニングが年末までに導入されました。

2019のプラトンでは、異種チェーンネットワークが重要なポイントでした。クロスチェーン テストネットとシャーディング テストネットの立ち上げを発表しましたが、これらはすべて世界トップにランキングされています。

今、2020のアリストテレスは我々にとっての新しいチャプターであり、今後も歩みを止めずに前進していきます。今年は、下記のいくつかの重要な機能に集中します。

  • クロスチェーン:リレーヤーチェーンを含めて、BTC、ETH、ONT 間のクロスチェーンを実現します。
  • VM:マルチVMおよびWasm-JITを含む
  • レイヤー2
  • オラクル
  • ONT ID 2.0、およびDDXF 2.0
  • ONTFS(オントロジーファイルストレージ)
  • オンチェーン投票

これらの技術ポイントについては、これから月に1つずつ詳しく解説していきます。一方で、開発者向けのドキュメントセンターとツール、そして以前に紹介したオンラインコースも改善させていきます。これで開発者は、ブロックチェーンの開発にしっかりと精を出していただくことができるようになります。

また、こちらのリンクから2018年と2019年のロードマップの過去版をご覧いただけます。

ご意見や問題は、contact@ont.io から気軽にお問合せください。皆様からのご意見をお待ちしております。

オントロジーについて

オントロジーは、高性能なパブリックブロックチェーンおよび分散型コラボレーションプラットフォームです。グローバルに構成されたメンバーとともに、アジアで設計されたオントロジーの独自のインフラストラクチャは、堅固なクロスチェーンコラボレーション、レイヤー2拡張性に対応し、分散型ID(DID)とデータ共有プロトコルの商品群を含んでおり、速度、セキュリティ、信頼性を強化し企業間のグローバルな提携を推し進めます。これらの特徴は、将来的なオンチェーンおよびオフチェーンシナリオでのグローバルな提携のために、非常に重要なものとなります。

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