BOOTSTRAPって何するの?
11/20に朝日メディアラボ渋谷分室にてBOOTSTRAP(ブートストラップ)を開催するにあたり、BOOTSTRAPって何やるの?という声があったため、前回福岡で開催した様子を一部ご紹介したいと思います。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、Open Network Lab(通称Onlab)は「グローバルで活躍する起業家育成・支援」を目的にSeed Accelerator Program(シードアクセラレータープログラム)という、シード期のスタートアップを対象にした約3ヶ月の育成プログラムを運営しています。(もう少し詳しいお話はまた別の機会で書かせていただきます…)その運営の中で培われたノウハウや多くのスタートアップの成長や失敗を見届けてきた知見を凝縮したのが、このBOOTSTRAPと呼ばれるプログラムです。
BOOTSTRAPとSeed Accelerator Programの違い
BOOTSTRAPは1日または2日という短期間で受講できるのが特徴です。Onlabが、スタートアップの事業を伸ばすために重要視している内容をテーマ別に切り分け、凝縮してお伝えします。本プログラムのゴールはアイデアをブラッシュアップのPDCAサイクルを回す体験をしてもらうことです。Seed Accelerator Programに参加したいけれど日程や条件が合わない方や、まだまだアイデアレベルでどうブラッシュアップしてよいのかわからずにモヤモヤしている方にオススメです。
では、前回福岡で開催したBOOTSTRAP内容をみてみましょう。
9/29にStartupGoGoさま、F Venturesさまご協力のもと、約10時間のプログラムを開催しました。サービスを運営しているけれどなかなかスケール出来ていない方、今あるアイデアやサービスをブラッシュアップさせたい方、まだアイデアが固まりきっていない方など九州を拠点とするスタートアップの方々に参加いただきました。
この日は、5つのテーマについて講義とワークショップを行いました。この中からテーマ1とテーマ4の様子についてご紹介します。
テーマ1:アイデア検証
テーマ2:ユーザーヒアリング
テーマ3:プロダクトの作り方
テーマ4:プレゼンテーション
テーマ5:リリース後の活動(福岡での広報/資金調達)
テーマ1:アイデア検証
テーマ1のアイデア検証では、ユーザーがあなたのサービスを使う理由は何なのか、ということを改めて考えます。それが説明できない限りは投資家からの支援は得られません。「誰の・どんな課題を・どう解決するのか」これをしっかりと捉えられないサービスは、ある程度の時点で成長が止まってしまいます。またこのセッションは競合との差別化(自社の強み)をきちんとアウトプットしながら考える良い機会でもあります。
テーマ4:プレゼンテーション
テーマ4のプレゼンテーションでは、OnlabがSeed Accelerator Programでも実際にお伝えしている資料作成のTIPSをお話しました。今回は、参加者2名さまから実際にプレゼンテーションをしていただき、公開フィードバックをしながら会場全体で資料を改善するためのノウハウを学んでいきました。事業とは違い、練習すればするほど上達するのがプレゼンテーションです。せっかくのアイデアやプロダクトも伝え方ひとつで印象が変わってしまいます。
参加された方のコメントとしては、ユーザーへのヒアリングの重要性を再認識したとの声を多くいただきました。特に課題検証のワークショップでは頭の中にあることを整理してアウトプットしてみることで新たな気付きがあったようでした。気になる方は是非11/20に開催するBOOTSTRAPに参加してみてくださいね。
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