Onlab 第13期 Demodayを開催しました!
こんにちは。先日、Open Network Lab 13th Demodayを開催しました。今回は、13期のチーム紹介を含む、イベント報告をしたいと思います。
今期でOpen Network Lab は、7期目に突入
Onlabは、今回の13期で7期目となり、約75組のスタートアップを採択してきました。今回は、88チームの応募があり、通過率は約8%。Onlabプログラムの特徴として、海外スタートアップチームからの応募比率が約1/4と高くなっており、アジアやアメリカ、ヨーロッパなど世界中から応募が来ています。
そして、Onlabを卒業したスタートアップの資金調達率は、前回のバッチまで全て含めて44.4%となっています。Onlabでは、これからも彼らをしっかりサポートしていきたいと思っています。
最優秀賞チーム
中小の学習塾向け業務支援ツール「Comiru」by 株式会社POPER
Comiru(コミル)は、学習塾におけるアナログな業務の効率化、親御さんとのやりとりに伴うコミュニケーションの効率化を実現しています。学習塾の講師経験を持つ代表栗原氏による徹底的なユーザー目線とエンジニアチームによって生み出された学習塾向けの業務支援ツールです。プログラム期間中は、営業により導入先の獲得をしつつ、Comiruの今後の戦略やプロダクトの優位性などを磨いてきました。
マッチングボットサービス「Foxsy」by Xpresso, Inc
Foxsy(フォクシー)は、FacebookメッセンジャーやWhatsappなどの既存メッセージングアプリ上で利用可能なチャットボットによるマッチングサービスを提供しています。既に米国を中心に順調にユーザーを獲得しています。プログラム期間中は、代表の田中氏自身がTinderで女性とマッチングを行い、実際に出会ってユーザーヒアリングを行いながら、そのままFoxsyも使ってもらうという驚くべきユーザー獲得を行っていました。またユーザー獲得だけでなく、マッチングも順調に増やしながらインサイトを深め、サービス改善を行ってきました。
彼らは、チャットボットのテクノロジーを活用し、プラットフォームに縛られない横断型のユーザーマッチングを目指しています。
感情レベル認識テクノロジー「SENSO」by appledore, Inc
SENSO(センソー)は、広告効果測定ツールとして感情分析ができるサービスを提供しています。現状、他社の感情分析サービスでは笑っているのか泣いているかなどの感情の分類やその感情の有無判定しかできません。一方SENSOでは、感情レベルと振れ幅を測定することによって広告やオンラインコンテンツのパフォーマンスを分析することができます。
創業者の2名は顔認識や画像認識に知見があり、それぞれInstacart、GetAroundでのエンジニア従事経験があるなど非常に技術力の高いチームです。プログラム期間中は、彼らがもつ技術がどういったマーケットのニーズに対して有効なのかについて仮説検証を繰り返してきました。
📌 DemoDayについて掲載頂いた記事も合わせてご覧くださいませ。
・THE BRIDGE
Open Network Labが第13期プログラムのデモデイを開催、塾と保護者間のコミュニケーション支援クラウド「Comiru」が優勝
・CNET Japan
男女のマッチングや学習塾の効率化–Open Network Lab 13期デモデイ