セミナーのご案内

サプリメントや検査の治験、データ集めを依頼されることがよくあります。

内容は感想を聞かせてほしいというものから、血液検査、治験患者まで用意された製薬メーカーさながらのものまで様々です。

最近は時間がないので、ほとんどお断りしているのですが、唯一興味をそそられる案件がありました。

それは、「老化を止めるサプリメント」の案件です。

近年、老化というプログラムに密接に関わりを持っていると言われるのがテロメアです。

人体にある60兆の細胞は、絶えず分裂活動をすることで人間の生命を維持しています。

テロメアは染色体を守るキャップのようなものですが、細胞分裂が行われるたびに短くなります。

その結果、身体に老化現象が起こってきます。

人のテロメアは、他のDNAと同様にヌクレオチドからできています。

受胎した時のテロメアの長さはおよそヌクレオチド1.5万個分ですが、生まれてくる時までにそれは1万個分まで減少し、

平均で5,000個程度になったときに、細胞はそれ以上分裂が出来なくなり、老化によって死に至ります。

つまり、「老化を止める事は、テロメアが短くなるのを防ぐこと」だと言う事ができます。

このテロメアが短くなるのを防ぐ酵素の事をテロメラーゼといいます。

テロメラーゼの活性を上げる事が若返りにつながります。

単細胞動物のテトラヒメナからテロメラーゼを取り出すことに成功した

エリザベス・ブラックバーン博士らは、2009年ノーベル生理学・医学賞受賞を受賞しています。

彼女らがテトラヒメナを実験に使った理由は、テロメラーゼを安定して作っているからです。

真核単細胞生物は例外なくテロメラーゼ活性を持っています。

しかし、多細胞生物であるヒトでは、活性がほとんど見られません。

では、活性を上げるためにはどうしたらいいのでしょうか?

テロメラーゼ酵素のサプリメントを摂るのがよいように思えますが、この方法はうまくいきません。

この酵素は、消化酵素で分解されやすく、また吸収や細胞内への移行も悪いのです。

答えは、「自分の細胞の中で作らせる」です。

ヒトの細胞ではテロメラーゼ活性はほとんど見られないのですが、生殖細胞・幹細胞は例外です。

幹細胞とは体内の様々なの細胞の供給源になる細胞の事です。

幹細胞が細胞分裂するとき、同じ幹細胞に分裂することもできるし、他の細胞になることもできます。

例えば、血液幹細胞は分裂して血液幹細胞にも赤血球にも白血球にもなることができます。

幹細胞はテロメラーゼ酵素活性が高いため、分裂してもテロメアが短くなりません。

コピーの原本ですので、色あせないようになっているのです。

幹細胞を含む体の全ての細胞は共通のDNAを持っていますから、同様にテロメラーゼの設計図が仕込まれています。

通常の細胞では、その発現が抑えられているだけです。

そうすれば、普通の細胞でも幹細胞と同じく分裂しても劣化しなくなります。

テロメラーゼ酵素活性を高めるためには、その酵素の発現を誘導すればよいのです。

「亜鉛がメタロチオネインたん白」

「ナイアシンがドーパミン再取り込輸送たん白」

のそれぞれの発現を誘導するように、

「テロメラーゼ酵素タン白」

にも発現を亢進させる物質があるはずです。

ビル・アンドリュース博士は、数十年にわたりこの物質の探求を行っている研究者です。

2007年にテロメラーゼを活性化する物質を世界で初めて発見しました。

現在、十分なテロメラーゼ酵素活性を持つ不死の細胞の16%まで酵素を誘導できるところまで研究は進んでいます。

彼は、研究の傍らで、膨大な研究費をねん出するために世界各国を講演して回っています。

彼は、日本に非常に興味を持っています。

なぜなら、世界でも有数の急激に老化が進んでいる国だからです。

今回が3度目の来日公演になります。

実践講座を受講されたことのある皆様に、彼の講演に無料でご招待させていただきます。

期日も迫っていますし、平日なので何かとご多忙だとは思いますが、お時間のある方は是非ご聴講ください。

「研究の進行具合」、「エビデンス」、「がん化の懸念」など詳細をお知りになりたい方は、是非講演会で直接のご質問をしてみてください。

詳細に関しては、こちらをご覧ください。

http://telomere.or.jp/pdf/161005_bill_conference.pdf

ご出席を希望の方は、下記事務局まで、お知らせください。

info@orthomolecularmedicine.net

p.s.

ビル・アンドリュース博士について詳しく知りたい方は是非インターネットを検索してみてください。

「時を止める男」として、海外では話題です。

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