活動レポートVol.3: 起案した会社をご説明します

Tokyo Otaku Modeとは?

Otaku Coin
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8 min readJan 5, 2018

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みなさま、オタクコイン構想についてご覧いただき本当にありがとうございます。活動レポートVol.3では、今回の構想を主導しているTokyo Otaku Mode(TOM)について紹介したいと思います。

1. Tokyo Otaku Modeとは

Tokyo Otaku Modeは、2,000万人以上のファンに愛されているFacebookページで海外を中心に日本のアニメ/漫画/ゲーム/音楽/ファッションなどの最新情報を発信したり、越境ECサイト「TOM Shop」を通じて、海外向けに正規品グッズを販売している会社です。

「オタク文化で世界をハッピーに」というビジョンの実現を目指し、日本が誇るオタク文化を世界中のファンに届けるべく、その架け橋となれるよう日々活動を続けています。

(TOM Shopサイトトップページ:https://otakumode.com/
(TOM Facebookページ:https://www.facebook.com/tokyootakumode/

<会社概要>
会社名:Tokyo Otaku Mode Inc.
設立:2012年4月
事業内容:越境EC、広告メディア、翻訳、海外配送代行など
メンバー数:100名(パート・アルバイト含む)

<会社沿革>
2011年03月 Facebookファンページ「Tokyo Otaku Mode」を開設
2012年04月 500 Startupsのインキュベーションプログラムに参加
2012年04月 米デラウェア州に会社設立
2012年08月 otakumode.com βサイトローンチ
2013年01月 Facebookページのファン数が1,000万人を突破
2013年03月 YJキャピタル、ITV、DGインキュベーションから資金調達
2013年12月 第1回Japan Startup Award グランプリ受賞
2014年02月 日本支店オフィスを表参道に移転
2014年06月 Facebookページのファン数が1,500万人を突破
2014年08月 米カルフォルニア州ロサンゼルスに営業所兼倉庫立ち上げ
2014年09月 クールジャパン機構より資金調達
2015年02月 日本倉庫を専有面積1457平米の舞浜に移転
2015年05月 天猫国際(Tmall Global)へ出店し中国展開を加速
2016年03月 日本支店オフィスを渋谷に移転
2016年09月 米国の事務所兼倉庫をポートランドに移転
2017年01月 B to B の翻訳事業、広告事業を開始
2017年02月 全世界型クラウドファンディング「Tokyo Mirai Mode」開始
2017年07月 Facebookページのファン数が2,000万人を突破

2. Tokyo Otaku Modeの拠点について

私たちの活動拠点はおもに3つあります。

一つ目は、米国のポートランドにある北米の現地マーケティング兼倉庫業務を行うPortlandフルフィルメントセンターです。ネイティブメンバー含め、現在、10名ほど在籍しています(オフィスの様子はこちらの記事に詳細があります)。オフィスのある米国とカナダを合わせると、Tokyo Otaku Modeの売上の70%以上を占める注力地域になります。ちなみに、オーストラリア、中国、イギリスの順で越境ECの売上シェアが大きいエリアとなります。

(Portlandフルフィルメントセンターの庫内の様子)

二つ目は、日本から越境EC事業のほか、各種事業を行なっている渋谷オフィスです。越境ECに関わる企画/営業/販促/商品開発/商品登録/翻訳/デザイン/開発/カスタマーサポートに加え、翻訳事業や広告メディア事業、バックオフィス業務など、総勢60名ほどが在籍しています。日本のコンテンツホルダーは、本社が東京にあるケースがほとんどですので、ライセンサーとのやりとりの主力拠点となっています。正規商品をライセンサーから許諾を頂き海外で販売したり、私たちが商品企画&販売を行うことで、ライセンスフィーをロイヤリティの形で制作会社やクリエイターへ還元しています。次のコンテンツ作りへ活用していただくべく、越境ECを通じた海外マネタイズのための活動を行なっています。

(渋谷オフィスの様子)
(渋谷オフィス入居ビル)

三つ目は、千葉県の舞浜にある越境ECの物流拠点、通称factory=ジャパンフルフィルメントセンターです(倉庫拠点なのになぜfactoryネーミングなのか、気になる方はこちらをご覧ください)。この拠点では、海外配送/入庫/在庫管理/商品撮影など、日々の越境ECの運用の基盤を支える縁の下の力持ち的な運用業務を行なっていて、15名ほどが在籍しています。

(ジャパンフルフィルメントセンターの庫内の様子)

各拠点では日本人の他にも、北米、南米、ヨーロッパ、アジアなど世界各国のメンバーがそれぞれ役割を持って一緒に働いています。

これら拠点のほかにも、日本からだけでなく世界各国からリモートワークでTOMの事業運営をお手伝いいただいています。時差や国境を超えてグローバルに日本のコンテンツを世界に広め、海外マネタイズを行う活動を続け、2018年4月で法人設立より丸6年になります。TOMの求人に興味がございましたら、ぜひこちらをご覧いただき(Wantedlyで求人募集を行っています)、ご応募ください。

3. 越境ECについて

現在、TOMの主力事業は、日本のアニメ/漫画/ゲームなどのオタク系コンテンツ関連のグッズを海外向けに販売する、越境EC事業です。現在、4万点以上の正規品オタク系グッズの取扱を行っています。※ライセンス別に販売エリアが国ごとに管理されており、アクセスする国によっては閲覧できない商品がございます

越境ECサイトを通じて、(時期によって変動がありますが)月間約15,000–20,000件ほどの配送を行っております。平均のオーダー単価は約$100となっています。お客様に購入毎に聞いているアンケートでの購入満足度は10点満点中平均9.57点と日本流の高いサービスレベルをキープしながら、世界中にいるコンテンツファンをより広げるための活動をしています。このサービスレベルを維持するために、自社でのグッズ商品開発から倉庫管理システム=WMSの開発、カスタマーサポートや在庫管理、配送まですべての機能を一気通貫で構築しています。

2017年は、TOMが主体となってコンテンツ関連の商品企画を持ち込み、ライセンサーと正規品グッズを20プロダクト以上開発してきました。

商品企画プラットフォームTOM Projects:https://otakumode.com/projects

(日本でも話題となった「エヴァンゲリオン × ロンギヌスの毛抜き」)
(進撃の巨人とコラボした「日めくり兵長 元々結構しゃべるリヴァイの卓上万年カレンダー」)

おもに海外向けに事業を行っているため、日本のファンの方から”謎の会社”という印象を持たれることが多いTokyo Otaku Modeですが、今回の内容で少しでも私たちの活動が伝われば幸いです。

当ブログは随時アップデートしていきます。

直接、声を届けたい場合は、FacebookグループもしくはTelegramへフィードバックをお寄せください。

Facebookグループ: https://www.facebook.com/groups/otakucoin/

Tokyo Otaku Mode: https://corporate.otakumode.com/

Let’s Enjoy Otaku Life!

オタクコイン準備委員会

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