Seeedを見学してて一番面白いなと思ったのは、ソフト分野より閉鎖的で秘密主義的であると思ってたハード分野の企業が、日本で自分が今まで見てきたソフトウェア企業よりオープンであり、アジャイルな開発を実現しており、先進的なビジネスモデルで収益をあげてて、そして深センのものづくりエコシステムの中心に位置してた点が面白かったです。
中国の深センという土地にあるから実現できたというのが非常に大きいと思います。手法やビジネスモデルだけ持ち帰っても日本でうまくいく気はしませんが、国・地方のあり方を変えることを込みで考えれば、日本のソフトウェア業界の未来へのヒントが沢山詰まってるなと感じました。
日本はシリコンバレー至上主義や日本のモノづくり万歳をやめ、今一番勢いと変化がある中国のハードウェア産業やその歴史から優れたものを学び取り入れる必要があるのかもしれません。
まだ、つづきます。