また深圳に行ってきました(7) / Maker Faire Shenzhen 2016 後編

深圳4日目です。海上世界で開催されたMaker Faire Shenzehen（メイカーフェアシンセン）へ行ってきた記事の後編です。

前回の記事はこちら

また深圳に行ってきました(6) / Maker Faire Shenzhen 2016 前編

午後になっても暑いです。酷暑だったので、休憩しながら見て回りました。

uPlane。スマートフォンからbluetooth経由で制御することができるマイクロプレーン。日本だと飛行系の展示は人に当たらないように細心の注意でやりますが、深圳ではドローンや飛行機を人にぶつけながらガンガン飛ばしてます（笑

4Kカメラ付き水中ドローン、CCROV。安価な水中ドローンがないことに着目して作ったとのこと。Indigogoで購入可能。6つのスラスタで自由に動かすことが可能。耐圧性と耐腐食性に優れ、水深100mの高い水圧に耐えることができるアルミ合金を使用。カメラはSonyのCMOS。お値段は13万

自作ロボットを作りながらロボット工学とプログラミングを覚えらるキット Kamigami。動きがGにしか見えない（苦笑）。無料のアプリを使ってプログラミングを試せる。

MakerFailreShenzhenに来る前から、海外クラウドファンディングで見つけてずっと気になってた世界最軽量電動スケートボード Stary。時速32kmで移動可能。年配の人がこれにのってコナンばりに会場内を走り回ってました。お値段 $ 899.00（10万円）でプレオーダー中。この値段でも発売されたら一つ欲しいなと思ってたら、後日華強北で1000元（1万6000円）で電動スケートボードが売られてるのを発見。kickstarter、Indigogoでプレオーダー中のものは、だいたい既に華強北で1/5価格で売られてて、街中でふつうに使われてます。

日本でもだいｎWifiモジュール ESP-8266を使ったゲームデバイス開発キット Wifiboy、MakerFaireTokyo2016にも出てましたね。

深圳ということで機械・ハードウェア系の展示が多いだろうと思っていたけど、植木鉢や自転車フレーム、アクセサリーなどのハンドメイド寄りの作品の展示も多い。minneがブースを出したら人気出そう。

植物を使った版画。日本も中国もあまり変わりはないですね。

砂で漢詩を書くロボットSkryf。

ドローンの機体に取り付けたカメラの映像をFPVゴーグルでお客さんに見せる展示。ドローンレース体験系は盛り上がりますね。

クローラーをFPVで操縦できる

元フランス大統領専用の豪華客船、明華号。仏の船なんですね。

暑すぎるので休憩。海上世界内のカフェはどこも高い。香港価格。

LED立体表示装置

3Dプリンタ。液晶の表示が可愛い。

スマート迷路おもちゃ 道木迷城

これも知育系。深圳の会社 GJSが作ったメイカーの教育とエンターテインメントのために設計された小型のロボット Ganker Robot。戦闘、サッカー、レース、障害回避などのさまざまな活動を行うための新技術を搭載してるらしい。

モジュール式ロボット CellRobot。これもkickstarterで見つけてから、ずっと見たかったプロダクトでした。キューブではなく、球体を組み合わせてロボットを自由に作れるという発想が面白い。今回のMakerFaireは自分の好きなモジュール式 知育玩具が多数展示されてて、見ごたえがありました。

夜。高須さん主催のAkiPartyの前に海上世界の近くでMakerFaireShenzhenを見に来てた日本人達と一緒にカンペー（乾杯）しました。

水のように飲みやすい雪花ビールと料理があう。深圳で食べる中華料理にハズレ無し。ちなみに中国ビール業界の御三家は1位 雪花ビールで、2位が青島ビール、3位 燕京ビール。青島が有名ですが、販売量は雪花が上回ってます。中国で1位なので、世界でも販売量1位。日本でもコンビニで買いたいよ、雪花

AkiPartyへやってきました。ギークのギークによるギークのためのクラブイベントで、MakerFaireShenzhenではMaker Faireの公式パーティとして開催されてます。

日本ではクラブイベントには全く行かないけど、超面白かったです。日本の曲を聞きながら外人たちが踊りまくってて、日本の文化捨てたもんじゃないなと、ちょっと誇らしい気持ちになりました。モノづくりに関心がある多人種が集まる場に、自国の文化を意識的に持ってくのはとても大事だ。

まだ続きます。あと2記事くらいで終わらせる予定です。