DNSにAレコードを設定をしよう!Gmailで独自ドメインメールを使う方法(2)【G Suite(旧google apps for work)】
前回は、バリュードメインでネームサーバ(NS)の設定をするところまで解説しました。
今回の記事はメールで使用する独自ドメインでWEBサイトを運営している人は必須です。それ以外の方は読み飛ばしても大丈夫です。
で、実はネームサーバを変更してほったらかしていると、知らないうちにWEBサイトが表示されなくなります^^;
私の場合だと、https://pasocafe.spaceにアクセスしても「そんなもん知らんがな!」と言われ、何も表示されない状態になります。
NSがさくらのレンタルサーバーのものを利用していた時は、https://pasocafe.spaceにアクセスがあったときはさくらのWEBサーバに飛んでね、とDNS設定が自動でされていました。
ところが、先の記事でNSをバリュードメインに変えたことで、バリュードメイン側のDNSに何も設定していない、つまり、https://pasocafe.spaceでアクセスあったときにこうしてね、という指示がないため、何も表示されないという事態となります。
そこで、まずはhttps://pasocafe.spaceおよびhttps://www.pasocafe.spaceにアクセスがあったときにさくらのレンタルサーバーにあるWEBサーバに飛んでね、という指示をバリュードメインのDNSに設定します。
設定するのは「Aレコード」というものになります。バリュードメインの例を示しますね。まずドメイン一覧から以下のようにDNS/URLのボタンをクリックします。
DNS設定欄に以下のようにAレコードを記述します。
a @ xxx.xxx.xxx.xxx
a www xxx.xxx.xxx.xxx
上の1行目はhttp://pasocafe.spaceにアクセスがあったときにさくらのレンタルサーバーのWEBサーバ(IP:xxx.xxx.xxx.xxx)に飛ばすという設定です。IPアドレスはさくらのレンタルサーバーの管理画面で確認することができます。2行目はwwwでアクセスがあったときの設定です。
以上を設定して保存するとDNSに反映されますが、数時間から十数時間かかる場合もありますので、1日おいて確認してみましょう。
次回は「メールへのアクセスはGoogle Apps for Work[Gmail]へと向けるためのMXレコード設定の追加」について解説します。