「ストリートナビ」の裏にある科学:史上初の3D脳トレゲームで記憶力と空間認識能力を鍛えよう

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2 min readMar 7, 2016

新ゲーム「ストリートナビ」は記憶と空間認識能力を磨くための3Dナビゲーション・空間認識脳トレゲームです。ゲームの最初に、プレイヤーは記憶すべきスタート地点とゴール地点が示された地図を手にします。その後、地上の迷路に放たれます。迷路を通りぬけ、目的地である地点にたどり着くことがその課題です。

PEAKは、こうした3D環境が現実のナビゲーションタスクに近似の体験を創りだす上で有用だと考えています。

3Dナビゲーションに注目が集まる理由とは?

2014年に、空間を把握する脳の特別なシステムの研究において科学者3人がノーベル生理学・医学賞を受賞して以来、ナビゲーションは大きな注目を集めてきました。受賞者のひとりであるジョン・オキーフ教授による研究では、ストリートナビに類似したタスクを用いた実験により、空間能力に関連のある脳の分野の活性化が見られることが示されています。

これまで、現実の技術を用い、ヴァーチャルな環境をを創りだすことで、3Dゲームは恐怖症の治療に貢献してきました。同様に、ヴァーチャルリアリティ(VR)は、生態学的により有効でダイナミックな評価とトレーニングによって、認知機能ののリハビリの一部として利用されています。

ストリートナビは、プレイヤーは現実世界のシチュエーションにより近い環境に置かれることになります。いくつかの研究では、3D空間のナビゲーションタスクを用いたトレーニングが、加齢による海馬の衰えの防止に有用であることが示唆されています。Peakのストリートナビの目的は、こうした学術的なタスクと同様の認知能力を、楽しい脳トレゲームを通して鍛えることにあります。

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