Q10.

我々の様に学部の授業でだけ統計学を受けた者にとって初めに名前が出るのは “t検定” だと思われますが、実際に臨床研究でエンドポイントの結果判定にt検定が使われることが少ないのは何故でしょうか。問題の出し方がちょっと意地悪かな。


Answer

  1. 医療分野での小規模な臨床研究で結果が正規分布となることが少なく、平均値の比較にはノンパラメトリック検定が使われることが多い。
  2. 平均の差の検定であるtテストは背景因子を比較する際には使えるけど(研究前の2群間の比較は必ず載ってますよね)、頻度の少ない有害事象の発生やリスク比、因果関係については何も言えないから。だからたいてい多変量解析を使うことになるのですね。

一時期、統計ソフトであるRを使えるようになりたいと思ってR言語を勉強していたことがありました。プログラミングなんかまではいけなかったけど、そういった知識が統計学リテラシーを持って臨床に臨もうという意識につながったと思っています(何にも結実していないが)。

大学にいれば高級な統計ソフトは使えるけど、忘れないようにR関連の覚書もしていこうと思います。間違ってたら教えて下さい。難しいツッコミはなしで m(_ _ )m

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