Raspberry Pi3でopenframeworksを動かす(minim制作ブロク前編)

Yuta Takeuchi
perms project
Published in
4 min readJan 21, 2018

vivとはイルミネーションの個人制作で展示したドーム型照明。動きはこんな感じ。

メディアアートではないので、ありきたりなもので、環境音を解析してジェネレーティブに照明パターンを生成する。ちょっと面白ガジェットくらいの位置づけのものです。ドーム型プロジェクタ、Raspberry Piopenframeworksでムリヤリつくったもので、個人的にrasPiもドーム型プロジェクタもはじめてだったのでメモ。

システム構成

- ドーム型プロジェクタ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-10731/
- Raspberry Pi3
— 2016–02–26-raspbian-jessie
- openframeworks
— v0.9.8

まずは秋月のドームプロジェクタが色々使えそうだったので、何かつくるか。というのがはじまり。とりあえずRasPioFを動かすまでが前編。

RasPiとoFの相性について

oFRasPiの組み合わせには問題があるみたいで、アーキテクチャとOSの組み合わせに制約がある。僕は下記の組み合わせを安定版として使っている。他にももっと安定して動く組み合わせがあるかも。

  • Raspbian: 2016–02–26-Raspbian-jessie
  • oF: v0.9.8

RasPi日本のミラーサイトを使う。この試行錯誤で時間が溶けた。逆に、これさえわかってれば RasPiでの oFの導入は簡単。

RasPiにOSをインストール

//マウントされているボリュームリストを確認
diskutil list
//該当するSDをアンマウント 僕の環境だとdisk2
diskutil unmountDisk /dev/disk2
//SDにRasPiのイメージを書き込み image_disk_path.imgに自分のパスを追加
sudo dd bs=1m if=image_disk_path.img of=/dev/rdisk2

大体のことは公式のここみればわかります。

### oFをインストール//ホームディレクトリにoFをDLして解凍
cd
wget http://openframeworks.cc/versions/v0.9.8/of_v0.9.8_linuxarmv6l_release.tar.gzmkdir openFrameworkstar vxfz of_v0.9.8_linuxarmv6l_release.tar.gz -C openFrameworks — strip-components 1//依存関係をインストール
cd /home/pi/openFrameworks/scripts/linux/debian
sudo ./install_dependencies.sh//コンパイル 結構時間かかるのと何回か色々聞かれるけどYでよい
make Release -C /home/pi/openFrameworks/libs/openFrameworksCompiled/project

これも大体のことは公式を見ればわかる。

前編は一旦ここまで。
次回はドームプロジェクタ周りの実装を書いていきます。

本日のビール

TOKYO BLUES ゴールデンエール
http://www.tokyo-blues.jp/

アルコール度数がまぁまぁ高めなので、飲みごたえあってよい。結構甘めなので、ご飯なしで一杯飲むのによい。

そして技術っぽい記事は、mediumだと地獄のように書きにくいことがわかった。

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