(NBAにまつわる)ヘビのお話

うちの息子の話で恐縮ですが、息子はヘビ(爬虫類全般)が大好きで、全っっ然NBAに興味ないながらも『ヘビを飼ってる』という理由で、ダニー・グリーンだけ「ヘビを飼ってる人」として認識しています。名前は覚えてない模様。
Danny has 2 snakes named Jade and Lightening. Jade is a female Columbian Red Tail boa constrictor and is his largest snake at 7 feet long.
ダニーのオフィシャルサイトによると、ダニーが買っているヘビの一匹は『ボア・コンストリクター』。なんか聞いたことある、と思いませんか?トミー・ウンゲラーの名作絵本『へびのクリクター』に出てくる賢いヘビがそれです。

聞いたことないか。うちの息子だけか、ヘビなんか好きなの。この絵本、オススメです。ウンゲラーは他にも『すてきな三にんぐみ』という絵本がありますが、こちらもいい絵本です。
絵本の話じゃないんだよ。ヘビの話なんだよ。
ヘビ好きなのは、とりあえず私の息子と、ダニーと、ドワイト・ハワードと、あとOKCのミッチ・マクギャリー君ね。
ドワイト・ハワードは20匹のヘビと50丁の銃を家に置いてるんですと。
He also likes going to the gun range — “It’s what you do in Texas,” he says — and he has about 10 different kinds in his collection encompassing more than 50 total, including shotguns, semiautomatics and handguns, such as one of his favorites, a gold-looking Desert Eagle pistol. He also collects, just for show, miniguns and bazookas.
But there’s no better way to describe Howard’s eccentricity and connection to Texas than through his pet snakes at home. All 20 of them.
http://www.sbnation.com/lookit/2015/4/22/8469205/dwight-howard-has-50-guns-and-20-snakesより
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=ihvCSaA2G0M?rel=0]
ドワイトのやつはアミメニシキヘビ。『パイソン』ですね。すごいかわいがってる感じです。子供も普通にかわいがれよ、ドワイト!叩いたらあかんで!
ヘビは爬虫綱有鱗目ヘビ亜目に属する種類の総称で、四肢がない(無いと言っても、名残があります。例えばアナコンダには後肢の名残の棘のようなものがあり、求愛の時にはメスをその棘でくすぐって、一番くすぐるのが上手いオスがメスと交尾できるらしいです、が、動画を見てもらえれば分かる通り交尾の際は誰がくすぐってんだかわからない阿鼻叫喚の地獄絵図)のが大体の特徴です。
分布はざっくり言うと暖かい地域です。
ヘビには耳がなく、全身の骨を伝わる振動で音を”聴き”ます。骨伝導ですね!(?)

ヘビの口には、上顎と下顎の間に関節が2カ所あり、とても大きく開けられるようになっています。
ヘビが自分の口より大きく見える獲物を丸呑みにする映像とか、ご覧になったことがおありではないでしょうか。ちょっと心配になって自分の顎押さえちゃいますよね。押さえない?あ、そう。毎回『星の王子さま』の「これじゃウワバミじゃないか!」っていうとこを思い出します。
ヘビは全身が鱗で覆われていますのはご存知かと思いますが、なんと!瞼のない目も透明な鱗で覆われているのです!知ってた?超カッコいい!!(?)
ダニーが飼っているボア・コンストリクター(ボア科)は、爬虫類の中でも際立ってはっきりした模様を持つ種類です。分布は南アメリカ。体長は4m程度、寿命は20~30年程度です。死ぬまでずっと成長し続けます。同じボア科のヘビにはもっとメジャーなアナコンダがいます。
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ボア・コンストリクター[/caption]
ボア科のヘビに毒はありません。狩りをするときは、獲物を絞め殺してからの丸呑みです。獲物に巻きついて、獲物が息を吐くたびに締め付けていき、窒息させます。へぇー!盲滅法に締め付けてるわけじゃないんだ!
爬虫類はほとんど卵生のような気がしますけど、ボア・コンストリクターは赤ちゃんを産みます。一度に生まれるのは25匹程度ですが、最大で60匹程度生まれることも。かわいい小っちゃなヘビがうじゃうじゃ生まれてくるわけです。大人になればほぼジャングルで無敵のヘビですが、小さな赤ちゃんヘビが大人になれる確率は僅かです。
大人になったと言っても安心できません。ボア・コンストリクターは、その美しい体表面の模様から、革製品にするため狩られることもあります。ほとんどの生息地域で保護の対象になっています(個人的にはヘビ柄ってヘビ以外についてると気持ち悪いと思うんですけどね。帝国主義の悪しき風習って感じだし)。
ボア科のヘビにはまた、目と鼻の間に、もう一つ穴が空いています。これはピット器官。人間の目には見えない赤外線を感じ取ることができ、暗闇の中でも獲物の体温を感じることができます…なんと0.003℃の温度差さえも感じ取れるんですって!
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ブレイク・グリフィン(ヘビではない)[/caption]
凄いですよね!
ピット器官はヘビの中でもボア科のヘビやクサリヘビの仲間の一部にしか備わっていないのです。
ヘビと言えば、コービー・ブライアントの愛称『ブラック・マンバ』。毒のあるコブラの仲間です。こちらは卵生。15個ほどの卵をシロアリの塚などに産みつけます。
体長4m程度で、移動速度がとても速く、20km/hぐらいで移動した記録があるそうです。速い?分からんな。でも走っても逃げきれない可能性があります。気をつけましょう。日本にはいません。アフリカにいます。アフリカに行ったら気をつけましょう。
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ブラック・マンバ[/caption]
全体的にアルミっぽい鈍い光沢があるヘビで、全然黒くないじゃん?なのですが、名前の由来は、開いた口の中が真っ黒なこと…超カッコいいです、シックです(sick and chic)。
獲物に噛み付いて、毒牙から神経毒を注入して殺します。毒はアミノ酸が70種類前後のポリペプチドで、デンドロトキシン、ファシキュリン類などはマンバ特有の成分らしい(分かったような顔で)。
血清があるにはあるけれど、マンバの毒には即効性があって、未だに咬まれると高い確率で死ぬんですって。
ちなみに、ジリスなんかはヘビが脱ぎ捨てた皮を噛み砕いて自分の体に擦り付け、ヘビの匂いをつけて自分の匂いをごまかして狙われないようにするんだよ(擬臭)。
コービー・ブライアントは自分の『ブラック・マンバ』のペルソナを、まるでヘビが自分の皮を脱ぎ捨てるみたいにして次のステージに行くことを決めた。コービーは自分の去り際を自分で決めたけど、ヘビはどうやって死ぬんだろう。分からないな…誰もいないところに行って死ぬのかもしれないし、ヘビクイワシに食べられちゃうのかもしれない。
ところで、コブラなどを使った『ヘビ使い』っていますね。あれって、ヘビが笛の音を聞き取って踊ってるんじゃなく、笛の動きに反応して威嚇してるだけなんだってさ。