この前イタリア版Vogueの編集長であった故Franca Sozzaniのドキュメンター映画を見てFrancaのことが気になったので、ネットで彼女について調べていたらアメリカ版Vogueの編集長であるAnna Wintourによる追悼文を見つけた。
彼女たちは同じVogueの編集者として交流する中で友情を持つようになり、生前はかなり親しい間柄のようだった。
特に何を思うこともなく読み進めていると、唐突に美しい文章だと思い、そのように自分が感じたことに驚いた。
日本語の文章に好みはあるけど、外国語の文章に対して、わかるわからない、内容が面白いような気がする、そうでない気がする、以外の感想を抱いたことがなかったからだ。
なんだか今までたどり着くことができなかった、知らない世界に足を踏み入れたようで、素直に嬉しいことだった。
そして、わたしも彼女のような美しい言葉が書けるようになりたくなったので、わたしの英語の文章の先生はAnna Wintourにすることにした。しばらくは書き写したり、精読したりしながら、なぜ美しいと感じたのかを探ってみるつもりだ。