苦労した経験こそが、人の個性をつくる

お久しぶりです。
最近は事業の方が順風満帆!・・と上手いようにはいかずしばらく記事の更新も空いてしまいました。いま私は、対人支援関係の事業をやっています。起業の難しさをひしひしと感じている真っ最中です。

事業経営をしていると次々と問題が起きてきます。次々と課題は出てきますし、打ち手が成功しないことも日常茶飯事。
先が見えない真っ暗闇のトンネルの中を進み続ける。進んだ先に光があると考えて(信じて)歩き続けるのです。

正直不安になるというか、へこむこともあります。かと言って、へこんでいる場合ではありません。そのままだと会社は潰れますからね(笑)。そうなれば沢山の人に迷惑をかけることになります。

『七転び八起き』という言葉が昔からありますが、こうして経験していると、なんて深い言葉なんだ!!と感心します。
ユニクロの社長・柳井さんの『1勝9敗』という言葉も圧倒的な経験者だからこそ出てくる非常に真を突いた言葉なんだなと思い知りました。いや〜〜深い。本当にそうなんですね。ビジネスというのは。

そんな感じの日々ですが、最近すごく思っていることがあります。

人は、どれだけ揺さぶられるかでその人の人生の深さが決まっていく

右に、左に、どれだけ大きく揺さぶられてきたか。
厳しい状況にどれだけ揉まれてきて、そして、乗り越えてきたのか。

いま私は、めぐりめぐって占い業界で仕事をしています。たまたま行き着いて今は本気でやっていますという感じなのですが、占いも言ってしまえば対人支援事業です。相談者の方は、深い悩みを抱えた方がほとんどです。

脇道にそれて、少し木材の話にお付き合い願いたいのですが、
「年輪」ってありますよね?あの木を切った時に断面に見えるクルクルしてるやつです。
木の幹というのは、形成層という所の細胞がポコポコと細胞分裂をして、どんどん成長して太くなっていきます。そして、なぜ年輪ができるかというと、その細胞分裂する(=成長する)スピードが時期によって異なるからです。早材と晩材といって、春夏の時期にははやく成長して、秋冬の時期にはゆっくり成長します。春夏に成長する早材は、色が薄くなり、厚さも厚くなります。逆に秋冬に成長する晩材は、細胞の密度が多くなるので色が濃くなり、厚さも薄くなります。この違いが年輪を作りだす正体。

これ即ち”変化”です。
ぐんぐん成長する時期とゆっくり成長する時期。変化があるから美しい年輪が形成されます。

ちなみに熱帯や寒帯では年輪ができなかったりします。一年中気温が変わりませんからね。

人も一緒。人間にとっての”変化”とは苦しい経験のことです。これがたくさんくればくるほど人間として美しく成長していく。これまでと違う環境に飛び込んで(あるいは放り込まれて)、いままでにはなかった難局に直面して、苦しい思いをする。たくさん悩んで悩んで揺さぶられる。一度乗り越えてホッとしたと思ったらまた困難が迫ってくる。乗り越えては悩んで、乗り越えてはまた悩んで。

辛い思いをするということは、挑戦している証でもあります。なんでもそうだと思います。仕事でも、恋愛でも、友人関係でも家族でも、なんでも。人間生きていれば、苦しいことの一つや二つに必ず直面します。しかし、あとあと振り返ってみれば、「あの経験があったから、あの日々があったからこそ今の自分があるんだ」と語る人は多いですよね。

私はたまにミュージカルや舞台を見にいきますが、沢山の苦難を積み重ねてきた役者さんはやっぱり何か違う。こういうのはやっぱり出るものなんだと思います。演者さんだけに限らず、一般の人でも。揺さぶられた経験というのが骨の髄まで染み込んで、その人らしさとなってにじみ出る。表情に、話し方に、立ち振る舞いに。そういうものなのかなと。
つまりは、苦しい経験こそが人を美しく成長させるということです。

苦しい経験がその人の個性をつくるのです。

そう考えれば、苦しい状況に直面していることは、むしろ大チャンスです。どうしようもなく苦しいシチュエーションに出会った時、
「ヨシきたな、苦しんでいるな自分」
と思うぐらいで丁度いいと思います。そうやって笑って乗り越えていくのです。辛い経験もあとで振り返ってみたら大抵の場合は、良い経験だったなとなります。悩んでもいい、沈んでもいい、でも絶対に逃げない。それをずっと続けていけばきっと見たことのない自分に出会えるはずです。

ちょっと抽象的でセンチメンタルな話でしたが、
ふと思ったので綴ってみました。
ここ数ヶ月で完全に自分の実力不足を感じました。やはり想定通り、やりたいことを実現するにはあと30年ぐらいはかかりそうだな〜。頑張ろ。