PENTAX67というカメラ。

シュンティ
写真/カメラ/旅「SOUTEi」
3 min readMay 27, 2016

こんにちわ、シュンティです。

僕は色んなカメラを持っているんですが、その中で1番好きなカメラを決めろ、と言われたら迷わず選ぶカメラ、それがPENTAX67、通称バケペンです。

PENTAX67に木製グリップを添えて。

PENTAX67は、中判カメラといわれるもので、一般的なフィルムである35mmフィルムより大きいブローニー判と呼ばれるフィルムを使います。

左が35mm、右がブローニー

他の中判カメラだと、フィルムの装填方法が35mmとは違ったりするんですが、PENTAX67の場合、大体同じです。

裏蓋を開けたところ

左側にフィルムをセットして、右側の、スプールと呼ばれるプラスチックの棒上のものに巻き付けていく。ね、簡単でしょ。

後は、ファインダーを見て、構図を決めて、シャッタースピードと絞りを決めて、シャッターを切る。一眼レフなので、もちろんミラーもあるんですが、この大きさなので結構大きな音がします。ガシャコン!ぐらい。それも、また魅力だったりします。

さ、特徴はこれくらいにして、作例を。

どうでしょうか。

普通の写真よりちょっと寸詰まりに見えませんか?それは、写真の比率が、6:7という、一般的な2:3や3:4より正方形に近い比率だから。なので、縦位置で撮っても思ったより長くならなくて、意外としっくりきます。

PENTAX67のレンズは、ボケがとても綺麗で、かつピントがあったところはピシッと描写してくれる、そんなレンズです。それに中判フィルムの特徴も相まって、とても良い雰囲気の写真が撮れてしまいます。

その機体が持つ存在感と、そこから写し出される画。それが、僕がPENTAX67を1番好きなカメラと位置づける理由です。

みなさんも、PENTAX67をぜひ使ってみてください。

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シュンティ
写真/カメラ/旅「SOUTEi」

元システムエンジニア。色んなカメラ持ち。デジタルもフィルムも。写真の事について語りがち。