山吹色の饅頭
これも蜀山人先生の発明?
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1 min readSep 19, 2017
「お代官様,これは山吹色の饅頭でございます」
「越後屋,そちも悪よのう」
「いえいえ,お代官様ほどでは」
「わっはっはっ」
全盛期の時代劇での定番シーンである.
さて,この山吹色の饅頭であるが,津和野藩亀井家家老多胡真蔭(たごさねかげ)が忠臣蔵の悪役で有名な吉良上野介義央に贈ったのが起源ということになっているそうだ.今に伝えられる津和野銘菓「源氏巻」である.
ところが,この話の初出は蜀山人の「半日閑話」らしい.
おっと,またも敬愛する蜀山人先生のお名前を見かけるとは.
調べ物をしていたら偶然行き当たったのでメモしておいた.