防災グッズを公開しますよ

Ichi Kanaya
Pineapple Blog
Published in
4 min readAug 17, 2016

お問い合わせを幾つか頂いたので,僕が持ち歩く防災グッズ(2016夏バージョン)を紹介します.

  • ロープ (10m) — 直径9mmのものを使っています.本来は2本束ねて使うものだけれど非常時はシングルで使っちゃいます.最近はもうちょっと直径を絞って20mにしようかと考え中です.ロープの両端は二重8の字結びにしておきます.(あくまでも非常用なのでクライミングに使っちゃ駄目です.)
  • スリング (180cm) — 簡易ハーネスに使います.
  • スリング (150cm) — 簡易ハーネスに使います.(予備)
  • スリング (120cm) — ロープの片側を固定するのに使います.
  • スリング (60cm) — ロープの片側を固定するのに使います.(予備)
  • グローブ — ロープは素手で握れないので必要です.軍手のほうが応用が効いて良いかもしれないです.
  • HMS型カラビナ x2 — 1個はハーネス固定用,1個はロープの固定用です.HMS型なのは万が一エイト環(後述)を落とした時にムンターヒッチで下降できるようにするためです.本当はロープの先にもカラビナをつけると錘(おもり)兼ストッパーになって良いのですが,重くなるので2個にしています.
  • ホイッスル — 閉じ込められた時に.
  • エイト環 — 無くてもいいけど,多分非常時はパニックになっているから使い慣れたエイト環が一個あると便利です.写真のマムート製のもの(バイオニック8 )が軽くておすすめです.
  • 懐中電灯 — ヘッドライトを選んでおくと両手が使えて便利です.首から下げて使うこともできます.
  • 電池 — 懐中電灯の予備電池は必ず一緒に持っておきます.
  • 手ぬぐい — 包帯代わりにもなります.風呂敷のほうがいろいろ応用が効いて良いかもしれません.
  • 水筒 — ペットボトルでも良いと思います.
  • ファーストエイドキット — バンドエイド,オロナイン軟膏,頭痛薬などが入っています.この中に予備の靴紐も入れています.
  • 非常食 — 食べたいおやつでいいです.
  • ナイフ — 【訂正:刃渡りに関係なく無目的に刃物を持ち歩くことは軽犯罪法で禁止されています】通勤時はデザイン用ナイフ(刃先が15mm以下のもの)を入れた文房具箱を持っておくのが一番現実的でしょうね.実際仕事で使いますし.写真のナイフは刃渡り55mm以下でロック機構のないものなので銃刀法には抵触しませんが,無目的に持ち歩くと軽犯罪法には抵触します.(クライミングのときは片手操作できるナイフが必要なので,ビクトリノックス製品の大部分は駄目です.)
  • コンパス — スマホが使えない時に.緯度の関係でコンパスは日本製のものをお勧めします.

あとはちゃんとした靴を履いておくことですかね.

他に,現金,スマホ,腕時計(スマホ以外にあると便利),筆記用具,ちょっとした雨具,モバイルバッテリ,汗ふき用のウェットティッシュ(汚れを落とすのにも使える),コンタクトの人は予備の眼鏡,のど飴,マスク,お泊りセットのような普段から持ち歩くものを忘れないようにしておけば良いと思います.

僕は雪国出身じゃないので,雪国の場合はそれなりの備えが追加で必要と思います.屋内に非難できたとしてもアルミ蒸着のブランケット使い捨てカイロは絶対いるでしょうし,他にも何か必要な気がします.

理想を言えば携帯ラジオ,のこぎり,ライターかファイアスターター,ヘルメット,地図,シルバコンパス,野宿に備えてタープもあると良いのでしょうが,キリがないのでこの辺が限度じゃないかなと思います.気になる総重量ですが水を抜いた状態で約2kgでした.

ご参考になれば.

--

--