PlayMining Phase Shiftライトペーパー
~これからのPlayMiningとDEAPcoin~
■ PlayMiningとは
ゲーミフィケーションとトークンインセンティブを活用し、ゲームプレイヤーに行動変容をうながすことで、持続可能に社会課題を解決するプラットフォームです。
そこには、社会に存在する様々な課題を解決できるゲームコンテンツが並び、ユーザーは自律的にプロジェクトに参加することで課題解決に貢献し、貢献度に応じた報酬を獲得できます。
このコンセプトを「ゲーミフィケーション・ワーク」と呼びます。
仕事と遊びの垣根を取り払い 誰もが自分が得意で好きなことで社会に貢献し、周りから評価を受け、報酬を獲得できる仕組みをつくります。
既存のゲームでは実現できない、現実世界へ良い影響を与えることができるコンテンツを通じてゲームプレイヤーは自己肯定感、他では得られない自己承認欲求を感じることができます。
この新しい体験価値により、エンターテイメント事業としても既存の市場を大きく拡大し、「最高のエンタメ」を世界に提供していくことが最終目標です。
■ PlayMining Phase Shiftについて
▼第1形態 -「体験価値」フェーズ-
▼第2形態 -「課題解決」フェーズ-
▼第3形態 -「最高のエンタメ」フェーズ-
■ ゲーミフィケーション・ワークの実例
ゲーミフィケーション・ワークの実例は、東京電力パワーグリッド、Greenway Grid Global Pte.Ltdと共同で開発を進めるInspect to Earnをコンセプトとする電柱撮影ゲーム(仮タイトル:『ぼくとわたしの電柱合戦 電柱ガールと鉄塔ボーイ』)から始まっています。
▼『ぼくとわたしの電柱合戦 電柱ガールと鉄塔ボーイ』(仮)の概要
- ゲーム概要:チームに分かれて電柱を撮影し、撮影した自分のチームの電柱同士を線でつないで、その長さを競う、チーム制電柱つなぎゲーム。
- ゲームイメージ
- ゲームローンチ時期:2024年度春を目途に地域を限定した実証実験を予定。その後、エリアを拡大してローンチ予定。
DEAでは、このタイトル以外にも様々な領域のパートナー企業とゲーミフィケーション・ワークをコンセプトとするプロジェクトの企画・開発を進めています。具体的には、以下のような課題領域を対象としたプロジェクトが並行して進行しています。各プロジェクトの詳細については、今後順次発表していく予定です。
そして、PlayMining上でこうした複数のプロジェクトの創出が可能なのは、課題解決を志向する企業にとってPlayMiningプラットフォームが「Web3化汎用ミドルウェア(Web3化エンジン)」として機能するためです。
■「Web3化汎用ミドルウェア(Web3化エンジン)」とは?
PlayMiningプラットフォームは事業者・開発者の視点から見ると、「Web3化汎用ミドルウェア(Web3化エンジン)」と呼ぶことができます。
このプラットフォームを活用することで、企業はブロックチェーン技術を活用したNFTを利用したX-to-Earn型のWeb3ゲームやアプリケーションを容易に開発・運営できる環境を提供します。
具体的には、以下のようなWeb3開発に必要な機能を包括的にサポートしています。
- ユーザーの管理
- NFTの管理
- DEAPcoin(DEP)の管理
- 決済機能
- マーケットプレイスの管理
- クリエイター等へのロイヤリティ自動配布
- スカラーシップ機能
など
また、インフラ面ではプライベートチェーンを採用しており、スケーラビリティとセキュリティを確保しつつ、ユーザーや開発者に最適なエクスペリエンスを提供します。
これらにより、開発者はWeb3の特有の開発手法を学ぶことなく、効率的にブロックチェーン技術を活用したゲームやアプリケーションの開発が可能となります。
■ DEAPcoin(DEP)について
○DEPとは
PlayMining経済圏の基軸通貨です。
フェーズにより、個別のゲームメインのユーティリティからプラットフォーム全体のガバナンスメインのユーティリティへと意味合いを変えていきます。
PlayMining経済圏が創出する経済的価値の総和に対して、DEPの流通量が釣り合うことでDEPの価値が決定します。2024年中を予定している「市場流通の完成」以降は、理論上 安定的に価格が上昇していく一方、報酬としてのDEPは獲得しにくくなります。
○DEPのユーティリティ
DEPは個別ゲームタイトルのユーティリティトークンとしての側面に加え、今後はPlayMiningが進める「課題解決型プロジェクト」の応援トークンとしての側面を併せ持つことになります。
ゲームの報酬・消費トークンとして引き続き機能しつつ、ゲームを通じた課題解決を進めるプロジェクトの方向性に合わせ、DEPのユーティリティは進化していきます。
具体的には、課題解決プロジェクト=PlayMiningの価値を体現するトークンとして、ガバナンス要素も含むユーティリティの追加を予定しています。
~ユーティリティ案~
- 課題解決型ガバナンス:
- DEPの保有・ステーキング量およびプロジェクト貢献度に応じて、PlayMining運営とともに、課題解決型プロジェクトに参加できる
- 新規プロジェクトのテスターとして先行プレイ、打ち合わせにオブザーバー参加、プロジェクトに対する提案・意見出し、プロジェクトメンバーとして参画 等 - 課題解決型プロジェクト・クラウドファンディング
- クラウドファンディングのような形で、自分の応援したい課題解決型プロジェクトにDEPで資金援助が可能
- 援助額に応じて一定の報酬(特別NFT、イベント参加券など)が得られる
- 集まった資金の一部は課題解決型プロジェクトを発展させていくための原資として活用される
and so on
■ さいごに
ここまでPlayMiningプロジェクトの最新の方向性について記載させていただきました。
PlayMiningはこれまで複数のゲームタイトルを通じて、多くのユーザーの皆さまに参加・支援いただき、暗号資産市場全体の市況やトレンドなど外部環境に翻弄されながらも、ここまでプロジェクトを継続することができました。
直近のDEP価格など、コミュニティの皆さま、DEPホルダーの皆さまにご迷惑をおかけする状況が続き、心苦しく思っておりますが、今回発表させていただいた新しい方向性のもとで現状打開に向けて全力で取り組んで参ります。
とはいえ、ここに記載させていただいた内容はPlayMining運営としての構想・意思であり、私たちとしてはこれを「たたき台」として、皆さまとの継続的な対話の中でよりよい形に磨き上げていきたいと考えております。
ここまで読んでいただいた、コミュニティの皆さまには、この内容を確定したものとして受け取っていただくのではなく、ぜひご意見・ご感想を以下まで寄せていただけると幸いです。
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今後ともPlayMiningをどうぞよろしくお願いいたします。