2018年4月より日本通運がEcosystem Partnerに!

Ayumi Fujimoto
Plug and Play Japan Blog
4 min readApr 5, 2018

Plug and Play Japanが提供するアクセラレーションプログラムのパートナーにまた新しい企業が参加してくださいます!

現在日本では、IoT・Mobility・Fintech・Insurtechの分野でのアクセラレーションプログラムを運営しています。スタートアップとの事業提携・出資、新規事業開発等を目指す企業パートナーが2018年3月末時点で11社参画。グローバルでは、240社以上の大手企業がパートナーとして参画しています。

2018年3月末時点の日本のパートナー企業
取り組みの一例

この度4月より、日本通運株式会社が新たなパートナーとして参加いただけることになりました!

6月から開始するアクセラレータプログラム「Batch 1」では、 合計約40社の国内外スタートアップを支援する予定となっており、日本通運をIoT分野でのエコシステム・パートナーとしてお迎えします。同社の持つ同分野での知見と日本の物流事業におけるプレゼンス・ネットワークを生かして、スタートアップの育成とイノベーション創出を支援してまいります。

今回の参画にあたって、取締役常務執行役員の秋田 進様よりとても素敵なコメントをいただきました。

私ども日本通運は、PLUG AND PLAY JAPAN様からお誘いをいただき、本年4月より、Ecosystem Partnerとしてアクセラレータープログラムに参加することといたしました。

物流事業者として、当社が本プログラムに参加する初めての企業であると伺っておりますが、今日の物流事業者は、単なる輸送や保管サービスの提供のみならず、AIやIoT、ビッグデータ、ロボティクスなどの先端技術を駆使した新たな付加価値のあるサービスの提供やさらなる効率化の実現を、国内外のお客様から強く求められております。

当社は、本プログラムの参加にあたり、

1.会社や物流事業全体の効率化や発展につながる各種先端技術の調査、研究、開発

2.会社や物流事業の発展に寄与できる技術を持つ協業先の発掘

3.ベンチャー企業等との積極的なコンタクトによる人材育成

を取組みの目的として、数多くの成果を得ることを望んでおります。

すでにこのような活動が定着化してきているFintechやInsurtechの分野とは異なり、まだまだ多くの労働力を必要としている物流事業分野においては、深刻化する労働力不足といった背景もあって、多くのハイテク環境や技術による効率化や省力化が求められております。

まずは、参加企業の一社として、プログラムに積極的に参加することで、活動で得られた成果を会社業務に有効に活用していくことを目指してまいります。

そして、このような取組みが、今後、日本の多くの事業分野に広がることで、日本のイノベーション力が加速していくことを大いに期待しております。

つい先日Batch1のスタートアップの応募を締め切り、現在Japanチームではスタートアップ企業の採択に向けて準備を進めています。またスタートアップの紹介もさせていただきたいと思います!

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Ayumi Fujimoto
Plug and Play Japan Blog

Executive Director, CMO at Plug and Play Japan. Also working as a board of directors at at Will Work.