Plug and Play Japan EXPOの創り方 — 来場者管理ツールや制作物たち

Ayumi Fujimoto
Plug and Play Japan Blog
8 min readSep 12, 2018

EXPOだけではないのですが、Plug and Play Japanでは、イベントを実施する際に色々なサービスを使っています。

1. 告知・来場者情報管理はEventRegist

様々な来場者管理ツールがあると思いますが、Plug and Play JapanではEventRegist(イベントレジスト)、通称イベレジを使っています。Batch 0時にはPeatixだったのですが、多くの大規模なビジネスカンファレンス、そしてインターナショナルなカンファレンスで使用されているEventRegistへ5月のイベントから移行しました。

いくつか理由はあるのですが、管理のしやすさや情報の集めやすさなどが主な理由です。今後のイベントもEventRegist にて発表して行きますのでぜひPlug and Play Japanのページもフォローしてくださいね♪

ちなみに、先日EventRegistが主催するカンファレンス、「BACKSTAGE(体験型マーケティングカンファレンス)」では、初の“顔パス”も導入。次のEXPOでぜひ導入してみたいですね。

2. デザイン作成はCanva

EventRegistやFacebookのイベントに使われるクリエイティブはCanvaを使って制作しています。外部の制作会社さんなどには実はお願いしておらず、私たちで作っています。(EXPOのJapanなイメージは本社のマーケティングチームに作成してもらいました!)

例えばこういうの、ですね。

様々なテンプレートがあり、直感的に使うことができます。ブランドの指定フォントやカラーも設定できて(しかもデフォルトにしておくととっても楽!)、簡単に誰でも作れます。

さらに、サイズのカスタマイズもできるので、あとでリサイズする必要がありません。PNG、JPEG、PDFなどでダウンロードができる他、埋め込みの場合はCanvaで修正すると自動的に修正されます。

オンラインのバナーだけではなく、ポスターやポストカード、3つ折りのパンフレットやインフォグラフィックスまでできます。無料でも使えますが、有料アカウントも$12 .95/月・1人あたりなのでかなり良心的。

このCanva は2012年に創業されたオーストラリアに本社を置くユニコーン(企業価値が10億ドル以上のスタートアップ)。Pitch Bookの発表でも2018年のユニコーン企業として紹介されています。Forbesでも創業者のインタビューが紹介されています。スタートアップのサービスも積極的に使って行きたい!ということで使っています。

3. 写真素材はUnsplash

写真素材はUnsplashを使っています。Canva内にも無料で(または購入して使える有償のものもあります)使用可能なものがありますが、プレゼンテーションで使うものは主にこちらでいつも探しています。

今回のEXPOのPlug and Play Japanチームのプレゼンでも度々登場していました。

4. ステッカーと缶バッジはstickermule

会場でお配りした缶バッジとステッカーは全てstickermuleで作っています。入稿・校正がオンラインで全て完結するのが便利なのですが、さらに海外発送なのに早い!

今回の缶バッジは、6種類1,150個作って$342でした。日本円だと現在のレートで¥38,000くらいなので単価は¥33くらいです。

ステッカーは1,000枚で$257(約¥28,000)なので単価は¥28ですね。イラストレーターでの入稿はもちろんPDFなどでも変換してくれます。

今回のEXPOでは、参加パスを首からかけるためのストラップ、会場でお配りしたうちわ、Plug and Play Japan ブースで写真を撮っていただくときに使ったパネル、そしてチームのメンバーが着ていた法被、キャップを創りました。

それぞれ金額やどこで作ったのかを聞かれるのでこちらも公開!

①ストラップ

株式会社ジャストコーポレーションにお願いしました。来場者は紺、採択スタートアップは緑、コーポレートパートナー(Champion)は青、Pressはオレンジと全部で4色を用意。平織ナイロン紐/15mm(1色印刷)、ケースはソフトカードケース(大)縦 A6サイズにしました。全部で1,180本(スタートアップとコーポレートパートナーにはすでに配布ずみのため本数は調整)で、¥301,471でした。

②うちわ

vanfu で製作しました。

丸型紙うちわ(φ200) というもので500枚から作れます。夏限定なので9/30まで!EXPO用には 1,000枚に作って合計は¥136,080でした。

③パネル

Plug and Play Japanで使用している切り抜きパネルはいつもACCEAにお願いしています。今回のEXPOでは全部で7種類のミニパネルを製作。5mmの発泡パネルで、7種類合計で¥23,954でした。今回は手持ちなので5mmでいいですが、もっと大きなパネルを作る場合は7mmで。(5mmはA1サイズまで)

ACCEAもオンラインで入稿が可能で、店舗に行かなくても完結します。Plug and Play Japan近辺だと渋谷にも店舗があるのですが、切り抜きパネルの作業をしてくれるのが店舗が限られているそうで、いつも新宿南口店 にお願いしています。以前超特急でお願いした時は24時間!(その際は店舗受け取りです)

④法被

株式会社バンテックにお願いしました。色々悩んだ結果、トロピカル(ポリエステル生地)のフルオーダーでお願いすることにしました。チームメンバー用のみ、30着作って¥220,320でした。

⑤キャップ

こちらはオリジナル帽子専門工房 by MARKESTRAにお願いしました。頼んだのは、メランジプリントフラットバイザーキャップという種類で、カラーは#014メランジブラック。Plug and Play Japanは刺繍で入れてもらいました。40個作って¥84,672 でした。

今回はメンバーも増え、業界も増え、規模も拡大して、またPlug and Play “Japan"らしさをどう出そうか悩んでこの結果に。他にも升を作ろうとか、鏡割りしよう、とかエコバックを作ろうとか色々ありました。

また次のBatch 2にはどうなるのか・・・?楽しみですね!

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Ayumi Fujimoto
Plug and Play Japan Blog

Executive Director, CMO at Plug and Play Japan. Also working as a board of directors at at Will Work.