Mentor Interview : 「出会いが私の考え方を変えた。仲間と共にビジネスを創る」

Ayumi Fujimoto
Plug and Play Japan Blog
4 min readJun 19, 2019

Plug and Play では、様々な経験をもつメンターの皆様にプログラムをサポートいただいています。今回、その何名かの方々にミニインタビューをさせていただきました。どんなご経験をお持ちなのか、またどんな想いをお持ちなのかをお話いただいています。

初回は、PoCのワークショップ、企業パートナーのメンターなどをお願いしているアビームコンサルティング株式会社の吉田さんのミニインタビューをお届けします。

■PROFILE

大学卒業後、三菱UFJ信託銀行(三菱信託銀行(当時))入社。受託財産部門における、事務や営業現場に携わったのち、多くの企画業務に従事。2015年、MUFGが立ち上げたスタートアップ企業向けアクセラレータープログラムのメンターとして、スタートアップ企業やグループ他社との交流を通じ、自身のネットワークを広げる。

2018年より現職。スタートアップ企業との実証実験などを含む、NewTech活用による”新規事業・サービス創出”チームをリードし、クライアントの新たなビジネスモデル創出の支援を行う。また、複数のアクセラレータ―プログラムへのメンター参加、講演会などを通じ、スタートアップ企業やクライアントの実証実験などもサポートしている。

信託銀行一筋、長年のキャリアを重ねて

私は新卒以来ずっと信託銀行に勤めていました。上司や同僚にとても恵まれ、仕事内容も充実していて、正直なところ転職を考えたことはなかったです。そんな私の人生が大きく変わったのは、アクセラレータープログラムへの参加です。

当時はFinTech企業が続々と日本市場に参入し始めた頃で、アクセラレータープログラムのメンターとなり、はじめてスタートアップ企業やVCの方々と交流する機会に恵まれました。もともと世話焼きなタイプで、仲間を集めて、楽しいことをするのが好きな性格もプラスに働いたと思いますが、スタートアップ企業が持つ技術やサービスを活用した様々なアイデアをディスカッションし、そこから新たなビジネスが生まれていく環境は非常に刺激的で、私自身の仕事に対する向き合い方を改めて考えるきっかけになりました。

頼りになる仲間のサポートが力となる

現在、金融分野で培った自身の経験を生かして、Plug and Play Japan等の複数のアクセラレータープログラムでメンターを務めています。最近では、FinTech以外のビジネス企画の検討、クライアントとスタートアップ企業を繋げたコラボレーション企画の発案・アイデア創出等、常にチャレンジを続けています。また、既存のビジネスモデル/ビジネス企画に絶対的な軸をもっているスタートアップ企業の次なる“二の矢 / 三の矢”(=新サービス)を放つためのサポートもしています。

限られた環境の中で仕事をしているとき、外の世界で一緒に戦う仲間がいるのはとても心強く、会社を超えて互いに知恵やアイデアを出し合い、いつもサポートしてくれることが私のモチベーションにもなっています。それは、私が銀行にいたときに強く実感していたことでもありますし、現在もそのような仲間に恵まれていることに日々とても感謝しています。これからも業種・業界の領域を超えて新しいことにチャレンジする人たちと出会い、現状の変化スピードに負けず、新しいビジネスを生みだしていきたいと強く感じています。

編集協力/大島悠

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Ayumi Fujimoto
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Executive Director, CMO at Plug and Play Japan. Also working as a board of directors at at Will Work.